私の日常にはプリンスが入り込んでいて、ちょっとしたフレーズが突発的にブームになって頭から離れなくなったり、日常の様々なシーンでプリンスの曲が頭をよぎったりします。最近よく頭の中で繰り返されるフレーズは "Goody for you" です。

So U're havin' a party? / Goody 4 U
へぇパーティをするんだ? - よかったネ
All the beautiful people gonna be there? / Yeah, that's cool
素敵な人たちが一杯くるって? - それはいいネ

これは2004年のアルバム「Musicology」の「Life O' The Party」の最初のヴァースからです。今は忘年会やらクリスマスの時期ですが、誰かが忘年会やパーティに行くと言うと、思わず "Goody for you!" というフレーズが頭の中を過ります。

ちなみにこの後の歌の展開は、「こっちにはキャンディ・ダルファーもいてもっと凄いパーティをするんだけど、明日の新聞でこれを知ったら突っ伏して泣いてしまうだろうね」となります (笑)

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この曲のアルバムバージョンは「ツン・・・ツン・ツン・ツン・・・」とピアノが鳴ったりして、ヘンテコでちょっとウザいアレンジなのですが、ライブだと全く違うアレンジで演奏されます。ライブの方が聴きやすいアレンジなのですが、いざあのウザさがなくなると少し寂しい感じもします。

また、この曲には「ああ、プリンス…(笑)」となる次の歌詞があります。

My voice is getting higher / And I ain't never had my nose done
僕の声は高くなってるし - 鼻の整形もしたことがないんだ

詳しくは知らないのですが、マイケル・ジャクソンはインタビューか何かで鼻を整形した理由を高音を出すためと答えたことがあるらしくて、これは多分それをからかっての歌詞なのだと思われます。

というわけで、最近ちょっと「Musicology」を聴き直しています。「Musicology」は、コンサートの方は2004年に世界で最も稼いだミュージシャンに相応わしく素晴らしいのですが、その一方で、スタジオアルバムには特別凄い曲は収録されていません。といってもプリンス基準で評価した場合、というただし書きのもとでですが。ただ、その割に "Goody for you" などのちょっとしたフレーズが色々癖になります。


This is the life o' the party / We gon' do it right
これがパーティの主役 - 上手くやるよ

So U're havin' a party? / Goody 4 U
へぇパーティをするんだ? - よかったネ
All the beautiful people gonna be there? / Yeah, that's cool
素敵な人たちが一杯くるって? - それはいいネ
U know U're gonna have a good time / Cuz U got the news
楽しいことになりそうだね - だって知らせを受けてるんでしょ
That the life o' the party / Is gonna party with U
パーティの人気者がくるって

We're doing our own thing / Till the sun come up
こっちはこっちでやるよ - 夜が明けるまでね
Sweet Candy gon' be there / Yeah, it's gon' be rough
スイート・キャンディ (ダルファー) もいる - そうさ、ひと荒れくるよ
She ain't got no off switch / And neither do I
なにせ彼女にはオフスイッチが付いてない - 僕もそうなんだけど
When U read it in the paper 2morrow / U gon' hang your head and cry
明日新聞でこれを知ったら - キミは突っ伏して泣いてしまうだろうね

Chorus:
We gonna have us a party / All are welcome 2
僕らはパーティをするよ - みんな来ていいよ
We ain't down with nobody / That don't party like we do
僕らのようにパーティしないのは置いてくよ
Once we get it started / We got 2 go all night
一度始まったら - 一晩中続けなくちゃ
This is the life 'o' the party / We gon' do it right
これがパーティの主役 - 僕らに任せなよ

Why party in your own yard / When U can party in mine?
なんでキミのトコでパーティをするんだい? 僕のトコでできるのに
All the beautiful people gonna be there / Puttin' the "I" in fine
素敵な人たちが一杯来るよ - fine に I を入れる
Throw the records out my window / CDs out the door
レコードは窓から投げてしまえ / CD もドアの外に放り出そう
Might as well give it 2 the milkman / We don't want it no more
ミルクの配達屋さんにでもあげようか - もう要らないから

Everybody can smell this funk y'all / Down in Atlanta, GA
誰でもこのファンクは嗅ぎ付けられる - ジョージア・アトランタじゃ皆
Everybody, even 'Dre and them, know it's OK
ドレ (Andre 3000?) たちだってオーケーだって知ってる
Hey, we don't need it trippin' y'all on this special day
この特別な日に余計なものは要らないのさ
We just callin' 2 let U know / U better not come if U can't stay, hey!
僕らはただ知らせてあげただけ - 居続けられないなら来なくていいよって!

Chorus

What's it gonna take 2 get your booty soakin' wet?
どうしたら君をノせられるかな?
U and me closer baby, that's a bet
君と僕が近付けば、それで決まりだね

I'm the life 'o' the party
僕がパーティを盛り上げるよ
As long as I got your body
Shakin' like a leaf on a tree
樹に揺れる葉っぱのように君の体をノせるよ
Cutie, come dance with me
さあこっちで踊って
U and me, we got mad chemistry
君と僕はバツグンの相性だね
Don't it make U wanna holler?
大声でそう叫びたくならない?
Come with the life 'o' the party, y'all
みんなパーティの主役に付いてきてくれ
We're still makin' dollars
僕らはまだ稼ぐ

25 years 2 life
25年から終身で
The judge sentenced me 2 hard labor with a knife
裁判官が僕に言い渡したのは強制労働
Making cuts 4 y'all
皆にナイフで切り分ける
Lord, keeping the party packed, fans wall 2 wall
パーティを壁から壁まで一杯にして

I don't care what they say
僕は人が何と言おうが構わない
"He don't play the hits no more / plus I thought he was gay"
"彼はもうヒット曲を演らなくなったし、それに彼ってゲイじゃなかったっけ"

But it ain't nothing if it ain't fun
だけど面白くなくちゃ意味がないのさ
My voice is getting higher / And I ain't never had my nose done
僕の声は高くなってるし - 鼻の整形もしたことがないんだ
Look out!
見てみなよ!
All the purple hippies bang your heads on the one
パープルヒッピーたち、1拍目に合わせて頭を振ろう

Chorus