「Girl Meets Boy」は、2016 BET Awards にてプリンストリビュートが行われた日の翌日に当たる2016年6月27日に、シーラ・Eが発表した曲です。

シーラ・Eは、1984年の「Erotic City」やアルバム「The Glamorous Life」からプリンスのディスコグラフィーに登場するようになりますが、二人はそれに遡ること1978年に最初の出会いを果たしています。その時、プリンスは、アンドレ・シモンとどちらが先にシーラの夫になるかで揉めたと冗談を言い、また、既にキャリアをスタートさせていたシーラに対し、将来は自分のバンドに入ってもらうといった会話を交したのだそうです。(PrinceVault の Sheila E. のページ)

「Girl Meets Boy」は、その最初の出会いを歌にしたものです。1978年というと、プリンスもシーラもまだ20歳頃のことです。2分27秒過ぎ、ピアノの上に二人の当時の写真がそれぞれ浮かび上がります。

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この気持ち、プリンスは分かっていたのでしょうか。いや、分からないはずはなんて、ないですよね。


I was just a girl
And when I saw your face
You were just a boy
私はただの少女だった
そして私があなたの顔を見た時
あなたもただの少年だった

But you rocked my world
And deep inside
I know that I did the same
けれどもあなたは私の世界を揺るがした
そして心の奥底で
私は分かっている
私もあなたに同じことをしたのだと

I let your love rain down on me
I let your love rain on me
私はあなたの愛の雨を
私に降らせるがままにした
私はあなたの愛の雨を
私に降らせるがままにした

Yesterday
A memory we'll cherish
Or is this a dream?
I don't wanna wake up
I wanna be with you
Welcome to my world
昨日
私達が共に愛おしむ思い出
それともこれは夢なの?
私は目覚めたくない
あなたの傍にいたい
私の世界へようこそ

When you left - it rained down on me
When you left - it rained on me
あなたが去った時
私は雨に打ちつけられた
あなたが去った時
私は雨に打ちつけられた

You were just a boy
And when you saw my face
I was just a girl
あなたはただの少年だった
そしてあなたが私の顔を見た時
私はただの少女だった

But I rocked your world
And somewhere deep inside
You know you did the same
けれども私はあなたの世界を揺るがした
そして心の奥底の何処かで
あなたは分かっている
あなたも私に同じことをしたのだと

Just a boy
I was just a girl
Just a boy
Just a girl
ただの少年
私はただの少女だった
ただの少年
ただの少女

I let your love
Rain on me
I let your love
Rain on me
私はあなたの愛の雨を
私に降らせるがままにした
私はあなたの愛の雨を
私に降らせるがままにした