トレーニングの話です。

私は今もトレーニングはそれなりにやっているのですが、ジムに行く間隔が一ヶ月くらい開いてしまったり、ジムに行ってもササッとやって終わりにしたりという具合で、ここ数年はトレーニングにあまり時間をかけていません。

このように、トレーニングに割ける時間が限られている場合や、フルフォーカスせずに何かしら妥協してトレーニングする場合、普通はどのようなトレーニング方針を立てるのが良いのでしょうか? 細かな種目は捨てて、ビッグスリーなどのベーシックな種目に絞ってトレーニングすべきでしょうか? 例えば、ベンチプレスで胸、ベントロウやラットプルダウンで背中、スクワットやレッグプレスで脚をやって終わり、といったように。

私の場合はというと、これとは少し違った考えを持っています。私がトレーニングで常に考え、重要視しているのは、次のことです。

すき間を埋める

一口にすき間と言っても色々あります。埋められるすき間もあれば、埋められないすき間もあります。特にプリンスに関しては・・・

というのはカテゴリ違いでした。

ここで私が言っているのはトレーニング部位の話です。何をすき間と認識するかは人によって違うと思いますが、私は特に次の部位をなるべく疎かにせず埋めるように、と思ってトレーニングをしています。

  • 肩の前部: 特に決まった種目はありませんが、スミスマシンが空いていればそれでシーテッド・プレスなど
  • 肩の後部: リアデルトのマシン、ダンベルのリアレイズなど
  • 胸の上部: スミスのインクラインプレス、あるいは上部を動員させてマシンフライやフラットベンチなど

これらは見た目に大きなインパクトを与える部位でありながら、ベーシックなビッグスリー種目的なトレーニングのみでは、どんなに一生懸命頑張っても適切にカバーすることはできません。

また、これらの部位は、ジムで他人の肉体を見て個人的に気になる所でもあります。例えば、トレーニングをしていて大胸筋などはそこそこ発達しているのに、肩の前部が凹んているような人を見ると、余計なお節介ですがせっかくジムに来ているのにもったいないと感じます。ベーシックな種目は大切ですが、種目をそれだけに絞って、細かな種目は上級者向けだから自分には早いと思って手を出さないでいると、いつまで経ってもすき間の目立つ肉体は変わりません。胸の上部を発達させるのは容易ではないかもしれませんが、少なくとも肩の前部と後部ならば、対象の種目を少し組み入れるだけで大幅に改善できるのに、と思います。

とにかく私は、いつもなるべく「すき間」を凹ませないように、と考えてトレーニングをしています。

あと、現在私は腕のトレーニングはしなくなっていたのですが、やっぱりもう少しトレーニングしようかな、と最近思いました。ただ、これは一緒に写っている人の腕が凄いだけかもしれません。

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