OneH

主にトレーニングとダイエットのブログ。それとプリンス。

「Interactive」は、1993年に作られた曲で、1994年の TV ムービー「The Beautiful Experience」や CD-ROM ゲーム「Interactive」に収録された曲です。また、1994年の「Come」や1995年の「The Gold Experience」の制作過程の構成曲にも含まれていましたが、最終的にはアルバムから外されています。また、後の1998年の「Crystal Ball」には第2ヴァースが省かれていないバージョンが収録されています。私は1994年当時に TV ムービーを通してこの曲を知りました。少数意見かもしれませんが、個人的には「Interactive」はかなり傑出した曲だと思っています。

プリンスの特徴のひとつに、「プリンスはよく突然変異を起こす」というのがあります。しかし、1980年代には毎年のように起こっていたこの現象も、1991年の「Diamonds And Pearls」からプリンスを聴き始めた私にとっては馴染みのないものでした。その後の「Love Symbol」や「The Hits / The B-Sides」も基本的に1991年からの延長線上にあったので、私のプリンス像はその線で固まりつつありました。

そんな1994年のある日のことです。TV ムービーを観た私は、遂にプリンスの突然変異をリアルタイムで体験することになりました。そこにはそれまで知っていたはずのプリンスはいませんでした。替わりにそこにいたのは、それまで見たこともない、容姿もサウンドも突然変異を起こしたプリンスだったのです。そして、このビデオで最初に登場し、私に強い衝撃を与えたのがこの曲「Interactive」です。プリンスが奇声を上げながら流れるイントロだけで殆ど私はノックアウトされました。私のこの曲に対する特別な思い入れは、このミュージックビデオが強く影響しています。

prince-the-beautiful-exp-1

「Interactive」ではプリンスの顔が殆ど分からないので、ビデオの次の曲「Days Of Wild」からの画像も貼ります。これもなぜアルバムから外されたのか理解できないカッコいい曲です。

prince-the-beautiful-exp-2

それにしても、この TV ムービーはずいぶんと時代を先取りしていました。1994年なのでパソコンが一般家庭に普及する前の、まだ Windows 95 や 98 すら存在しない時代です。そんな時代に、ノーナ・ゲイが孤独なひきこもり生活を送る女性を演じ、コンピュータでインタラクティブ/双方向なコミュニケーションを行いながら、現実とも虚構ともいえない不思議なオンラインの世界にのめり込んでいく、というプロットでストーリーが進行していきます。ノーナのコンピュータ (エンドルフィン・マシーン) のキーボードには当たり前のように Come キーが配置されているのが今になって見ると面白いです。

the-beautiful-experience-come-key

ノーナ・ゲイ: It's not working. (上手く動かないわ)
オペレータ: Did you press 'Come'? (「Come」は押しましたか?)

オペレータ: That was just an example of the many experiences the Dawn has to offer. If you would like to continue the Interactive Experience, please press 'Come'. (これはザ・ドーンが提供する数多くの体験のほんの一例です。このままインタラクティブ・エクスペリエンスを続けたい場合は、「Come」を押してください。)

ところでミュージックビデオに出てくる一つ目の巨人、Dirty Mind 期のプリンスも真っ青な変態コスチュームを着て、岩石を放り投げるなど粗暴な振舞いをしていますが、あれはおそらく仕方なしに役を演じているのではないかと私は想像しています。プリンスのビデオに出演するくらいなので、きっとあの巨人は本当は優しい心を持っており、森に帰ればリスや小鳥たちと遊んだりしているのだろうなと密かに思ったりしています。

prince-the-beautiful-exp-3

Are you ready?
準備はいい?

Picked up my paper today
Give you one guess what they say
Now we got to learn how to play
Interactive
今日の新聞を手に取ったんだ
何が言いたいか分かったかな
僕らは学ばなくちゃいけないんだって
インタラクティブを

Another cross in need of a road
Another loop in need of a hole
Another body in need of a soul
Interactive
あの交差点も道路を必要としてる
あの輪っかも穴を必要としてる
あの肉体も魂を必要としてる
インタラクティブ

Ain't that a bitch?
ヤレヤレだぜ

Tell me what to do and I'll do it
I don't care just as long as we get to it
Up and down, around and all through it
Baby, baby, baby, let's do it
Interactive
何をすればいいか言ってみてよ - 僕はするから
一緒にするならそれで文句はないさ
上も下もどこもかしこも徹底的に
ベイビー、さあやろう
インタラクティブ

Everything you got is so hot
Bend me over what choice I got
Neck and neck with you I am not
Interactive
君はどこをとってもタマらないよ
僕を屈服させてよ、他に何の選択があるの
競り合うようじゃダメなのさ
インタラクティブ

Ahh, hey there baby, hook me up into your box
No no, I don't need the keys to the lock
Call me out of luck laughing stock
Interactive
ヘイ、ベイビー、君の箱に僕を閉じ込めておくれよ
いやいや錠の鍵は要らないよ
運の尽きをからかえばいいさ
インタラクティブ

Oh, ain't that a bitch?
ヤレヤレだぜ

Tell me what to do and I'll do it
I don't care just as long as we get to it
Up and down, around and all through it
Baby, baby, baby, let's do it
Interactive
何をすればいいか言ってみてよ - 僕はするから
一緒にするならそれで文句はないさ
上も下もどこもかしこも徹底的に
ベイビー、さあやろう
インタラクティブ

(As long as we get to it, to it, to it)
Yeah, yeah
I work twice as hard (Interactive, interactive)
To follow you no matter how far
To you I'm probably worth no more than the strings on this guitar
僕は2倍増しで努力する
どこまでも君について行くために
君にはこのギターの弦ほどの価値しかなくてもね

Ain't that a bitch?
ヤレヤレだぜ

Ow!
Interactive
Oh, oh
One more, one more

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「Race」は1994年のアルバム「Come」に収録されている、軽快でファンキーな曲です。また、アルバム発表前に放送された TV ムービー「The Beautiful Experience」にも収録されています。

唐突ですが、私はアルバム「Come」に "白いブラックアルバム" みたいなイメージを持っています。「Come」の一部の曲を聴くと、何となく「Black Album」が脳裏にちらつくのです。しかしながら、それでいて両作品の与える印象は大きく異なります。「Black Album」には「プリンスはファンキーじゃなくなった」と主張する批評家達を黙らせようというネガティブな感情が根底にありました。それに対し、「プリンスは死んだ (そしてシンボルに生まれ変わった)」と宣言する「Come」には一部ダークな曲もありますが、全体としてポジティブな爽快さを感じます。特にほぼ最終曲の「Letitgo」が流れると、暗い雨雲の間から光が差し込んできたかのような清々しさを感じます。そんなポジティブさがあるためか、アルバム「Come」は年月を経るほどに良さが熟成されるタイプの作品ではないかという感覚が私にはあります。

ちなみに、「Black Album」が脳裏にちらつく曲というのを具体的に言うと、奇妙にぶっ飛んだ「Loose!」は「Superfunkycalifragisexy」、ゆったりうねるような「Letitgo」は「Rock Hard In A Funky Place」、そして軽快でファンキーな「Race」は「Cindy C」、といった具合です。「Race」は全体の雰囲気や、コーラスのバックのホーンなどがちょっと「Cindy C」を思い起こさせます。そして、それぞれの曲が「Black Album」よりもポジティブな感情で上書きされているように感じます。


「Race」は楽曲の良さもさることながら、歌詞もとても素晴らしいです。

Race - in the space I mark human
人種 - 僕はその欄に「人間」とマークを付ける

コーラスのラインで出てくるこの歌詞は、何かの書類で人種や民族を記入するときに、例えば「黒人」や「アジア人 - 日本」などを選ぶのでなく、「人間」と記入するという意味です。

prince-race-census

ちなみにプリンスは、「人種分離主義者達は速く話しすぎて自分でも言っていることを理解できない」と歌っておきながら、そのすぐ後の「Of all the things...」を、私にとってはものすごい早口で歌います。速すぎて私には何と言っているのかきちんと聞き取れません・・・


G-G-Gimme the beat now (Face the music)
Lead line (Face the music)

If the air is a little thick in this room tonight
I reckon it's the result of an onslaught of separatist rookies
Overcome by this colorful sight
Talkin' so fast that even they
Talkin' so fast that even they don't know what they mean
今夜この部屋の空気が淀んでるというのなら
それは襲来した新参の分離主義者達が
色鮮やかな景色に圧倒された結果だろう
奴らは速く話しすぎて
奴らは速く話しすぎて自分でも言ってることを理解できないのさ

Of all the things 2 base a rhyme
How is it that U every time
Regurgitate the racist lines that keep us apart?
Thank God this ain't Monopoly
U'd make us all go back 2 start
詩を紡ぐ言葉はいくらでもあるというのに
なんでいつも僕らを切り離す差別的な言葉を繰り返すんだ?
モノポリーじゃなくて良かったよ
これじゃスタートに戻ってしまう

Race - in the space I mark human
Race - face the music, we all bones when we dead
Race - in the space I mark human
Cut me, cut U, both the blood is red
I gotcha
人種 - 僕はその欄に「人間」とマークを付ける
人種 - 音楽と向き合おう、死ねば僕らはみんな骨さ
人種 - 僕はその欄に「人間」とマークを付ける
僕を切っても、君を切っても、どちらも血は赤いだろ

Check it
Three seats over there's a lady black
Entrusted 2 her care is a little white girl
And the fact of the matter is
Before her mom or another kid at school
Tells her about the fallacy that one race rules over the other
She'd be a much-better-off-left fool
見なよ
3席向こうにいる黒人女性を
彼女は幼い白人少女の世話に従事している
論ずるまでもない事実として
その子の母親や学校の他の子から
一方の人種が他方を支配するという誤謬を吹き込まれる前に
その子はそんな話を教わることなく無知でいる方がよかったのに

If we never heard about the evils that those before us committed
Then how my dear, tell me now how my dear
Tell me now how now would we know?
僕らの先祖達の道義に反する行為を聞かされさえしなかったら
ならばどうやって、どうやって
どうやって僕らがそれを知ることがありえただろう?

And then the band say...
Race - in the space I mark human
Race - face the music, we all bones when we dead
Race - in the space I mark human
Cut me, cut U, both the blood is red
I gotcha
人種 - 僕はその欄に「人間」とマークを付ける
人種 - 音楽と向き合おう、死ねば僕らはみんな骨さ
人種 - 僕はその欄に「人間」とマークを付ける
僕を切っても、君を切っても、どちらも血は赤いだろ

Down down with H-I-S-T-O-R-Y and all this BS propagandi
Keepin' U from me and me from U as we grow
I don't wanna know why those before us hated each other
歴史と戯言のプロパガンダによって
僕らは成長するにつれ互いに切り離されていく
なぜ先祖達が憎み合っていたのかなど僕は知りたくない

I'd rather believe they never did
I'd rather believe, that there's hope 4 a kid
And if he imitates the best, I guess that's what I'll try 2 be
And I will let the rest dissolve with my guitar underneath the sea
それよりそのようなことはなかったと僕は信じたい
それより子供に希望があると僕は信じたい
そして子供が最善を真似るなら、僕はそれを目指したい
残りは僕のギターと一緒に海の底に溶かしてやるさ

Race - in the space I mark human
Race - face the music, we all bones when we dead
Race - in the space I mark human
Cut me, cut U, both the blood is red
Get it?
人種 - 僕はその欄に「人間」とマークを付ける
人種 - 音楽と向き合おう、死ねば僕らはみんな骨さ
人種 - 僕はその欄に「人間」とマークを付ける
僕を切っても、君を切っても、どちらも血は赤いだろ

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「Gold」は1995年のアルバム「The Gold Experience」の最終曲で、タイトルから分かる通りこのアルバムの主役となる曲です。おそらくこれはプリンスをよく知らない人にも好印象を持たれやすい曲で、そういえば私の知り合いの英会話の先生にも、「プリンスは別に好んで聴いたことがないけれども Gold は素晴らしい曲だ」と言う人がいます。それと、漫画のジョジョにアルバムタイトルが使われたり、なぜか昔格闘技の K-1 のエンディングテーマに採用されたりしたので、プリンスの中では割と知名度がある曲です。

ただ私の場合、実を言うと長い間これは個人的には「それほど・・・」という曲でした。理由は2つあって、1つはこのアルバムの特徴である、サウンドのオーバープロダクションです。このアルバムは「Gold」を含め多くの曲でサウンドが過剰に装飾されていて、演奏がまるでおもちゃの音楽隊みたいに感じられるのが私はあまり好きではありませんでした。ただ、そういうサウンドでも「Dolphin」など例外的に好きな曲もありますが。それともう1つは歌詞です。昔はこの曲の歌詞は安易に格言っぽい言葉を並べただけのように思え、プリンスとしては珍しく凡庸な曲に感じられたのです。

とはいっても、ブートでライブバージョンを聴くと、少し感激度が上昇してこれはやはり良い曲かもしれないとも感じます。何というか、ライブになるとこの曲はより温かみを増します。特に2011年頃のツアーではオープニングにこの曲が演奏されることもあったようです。コンサートがこの曲から始まるなんて、ちょっと忘れられない体験だろうと思います。また、これもブートの話になってしまいますが、装飾一切なしで後半ちょっとベースラインが違う展開を見せるデモバージョンはなかなか素晴らしく、簡素な作りながら名曲のポテンシャルを感じさせます。つまり、先ほど「それほど・・・」と書いてしまいましたが、やっぱり「Gold」って良い曲だなという思いもあり・・・何とも感想の書きづらい曲でした。

しかし今では完全に考えが改まり、「Gold」って実は滅茶苦茶良い曲じゃないかと思うようになりました。私がこう考えを変えるようになった切っ掛けとして、以下に挙げる2つの事柄があります。

Courage (勇気/度胸/胆力) - スーザン・ロジャースがプリンスから学んだこと

この曲の歌詞は、ぱっと読み取った感じでは凡庸にも思え、昔は心から良いものだとは思えませんでした。しかし最近になって、改めてこの曲の意味を噛み締め、その印象は誤りだったと思うようになりました。その切っ掛けとなったのは、Curtin Call という YouTube チャネルにある、2017年2月のスーザン・ロジャースのインタビューを聴いてのことです。

このインタビューの36分頃、インタビュアーはスーザンに「プリンスから学んだ最も大きなもの/最大の教訓は何か?」と質問します。スーザンは、しばしの思慮の後にこう答えます。

少し変な答えに思われるかもしれないけれど…

"Courage (勇気/度胸/胆力)" かしら。

"Self-discipline (自己を律する力)" と言おうかとも思いましたが…プリンスはその力を強く持っていましたから。でも、彼が彼であるために必要な度胸 (guts)、彼が活動を行う上で必要な度胸、彼が彼で居続けるために払った犠牲、スターであるために払はなくてはならなかった私生活の犠牲や、諦めなくてはならかった人間らしい生活。これはある意味、悪魔の契約のようなものです。

プリンスは、調子を崩した時も、悲しい時も、疲れている時も、気が乗らない時も、迷った時も、すべき事が見えない時も、自身に確信が持てない時も、常に仕事をする勇気を持っていました。どんな時でもプリンスは仕事をしました。プリンスは姿を隠して逃げることは決してありませんでした。そしてプリンスにはリーダーシップがありました。能力のベストを尽くす胆力があり、自身が能力を持っていることをきちんと知っていました。私がプリンスから学んだ最も大きなものは、こういったことだと思います。

私は様々な人達から物事を学ぶ機会を得ました。レコードプロデューサーに必要なことは Tony Berg に学びました。音楽とは何かについては Tommy Jordan や Greg Kurstin から学びました。他の教訓、例えばバンドリーダーに必要なことは Barenaked Ladies から学びました。ビジネスについては David Byrne から知ることができました。しかし、プリンスから学んだ最も大きなことを挙げるとすれば、それは "Courage" だと思います。

私はこのインタビューを聴いて、はっとする思いがしました。「プリンス = ワーカホリック」というイメージはあまりに強く、また事実であったので、プリンスから学んだ教訓はと聞かれたら、普通はまず Self-discipline、規律、鍛錬、勤勉さといった言葉が頭に浮かぶはずです。プリンスの下にいた間まともな私生活を送ることができず、睡眠すらろくに取ることができなかったスーザンならば、それはなおさらのことだと思います。しかし彼女はそういった答えを選びませんでした。そのとき私の頭の中で流れたのが「Gold」です。そして改めてこの曲を聴き、これがプリンスの生き様や価値観、そしてたとえ前例がない道であっても自分の決断を信じる "勇気" を実直に歌った曲であることに初めて気付きました。モグラ塚を作って安住するのではなく、誰も踏破したことのない山の頂に挑戦する "勇気" です。

昔買ったプリンスのアルバム CD には、プリンスがそれまでに辿ったキャリアについて簡単な解説が付いているものがありました。プリンスは「Purple Rain」で成功の頂点を極め、しかしすぐさまその成功を潰すかのように異なる芸術性を持つ「Around The World In A Day」を発表し、巨額の費用を投入してペイズリーパークを建設し、その後「Lovesexy」の豪華絢爛なツアーで財政が危うくなったかと思えば「Batman」のヒットで盛り返し、かと思えば次の「Graffiti Bridge」で再び損失を出し、「Diamonds And Pearls」でまた商業的に成功し、次は名前をシンボルに変え・・・といったように。

ただ当時は、こういった一連の出来事もある意味「プリンスがやることだから当たり前」という風潮があったように思います。少なくとも私はこれらの出来事がどれほど常軌を逸したことかを深く理解せず、「ふーん、そうなの」と半分受け流して捉えていました。しかし、これほどの短期間にこれほどの驚くべきことをやって遂げたのも、アーティストとしての能力や自己を律する精神力は言うに及ばず、世の中でプリンスだけが持っていた特別な "勇気" の成せる業だったのだろうと思います。

プリンスは「Purple Rain」に置き換わる新しい曲という意図をもって「Gold」を作った、という話を聞いたことがあります。昔は私にはその話がどうにもピンと来ず、不思議に思ったものでした。しかし、今ならそれも頷ける話だと納得できます。

プリンスのマイテへの手紙 - I want 2 watch you grow old.

他にもこの曲には印象深い歌詞があります。

There's a lady, 99 years old
If she led a good life, heaven takes her soul
99歳の女性がいる
良き人生を送ったのなら、彼女の魂は天に召されるだろう

What's the use of bein' young if U ain't gonna get old?
老いることがなければ若さに何の価値があろう?

これに似た言葉が、マイテの本「The Most Beautiful: My Life with Prince」で紹介されているプリンスの手紙に見つかります。その手紙は "Most Beautiful Girl" の時期ということなので、つまり「Gold」と同時期に書かれたものになります。

Mayte,
I've never wanted 2 know someone 4 the rest of my life... "I want to know u 4 the rest of my life!" I've never hated to see anyone cry before... "I hate 2 see u cry!"...

僕はこれまで残りの人生をかけて誰かを知っていたいと思ったことはなかった。だが僕は君を知りながら残りの人生を過ごしたい。僕はこれまで誰かが泣く姿を見ても心を痛めることはなかった。だが僕は君が泣く姿だけは見たくない。

...(中略)...

Beautiful people are a dime a dozen. Flesh. I don't want 2 watch them grow old. "I want 2 watch you grow old." It's my desitiny. I have no choice. I only have u.

綺麗な人も所詮はありふれたものでしかない。それは見た目だけのもの。僕はそういった人達が老いていく姿は見たくない。僕は君が老いていく姿を見たい。これは僕の運命だ。僕には他に選択肢はない。僕には君しかいない。

...(後略)...

これを読んで改めて「Gold」の歌詞を見ると、上記の第3ヴァースにはプリンスのマイテへの愛情が含まれているのだなと感じます。また、余談になりますが、この手紙の後略した部分には非常に重くプライベートな内容が書かれています。本の中でも最も印象の強いページのひとつです。



There's a mountain and it's mighty high
U cannot see the top unless U fly
And there's a molehill of proven ground
There ain't no where 2 go if U hang around
果てしなく高い山がある
飛びでもしない限り頂を見ることもできない
踏み均された地にモグラ塚がある
辺りを彷徨くばかりでは行き先を見つけることもない

Everybody wants 2 sell what's already been sold
Everybody wants 2 tell what's already been told
What's the use of money if U ain't gonna break the mold?
Even at the center of fire there is cold
All that glitters ain't gold
All that glitters ain't gold
誰もが既に売れたものを売りたがっている
誰もが既に語られたことを語りたがっている
鋳型を壊さなければお金に何の価値があろう?
炎の中心でさえ冷たさがある
光るものがすべて金とは限らない
光るものがすべて金とは限らない

There's an ocean of despair
There are people livin' there
They're unhappy each and every day
But hell is not fashion so what U tryin' 2 say?
絶望の海がある
そしてそこに住む人々がいる
彼等は来る日も来る日も不幸に暮らしている
でも地獄なんて流行らない - なら何て言えばいい?

Everybody wants 2 sell what's already been sold
Everybody wants 2 tell what's already been told
What's the use of money if U ain't gonna break the mold?
Even at the center of fire there is cold
All that glitters ain't gold, no no
All that glitters ain't gold, no no
誰もが既に売れたものを売りたがっている
誰もが既に語られたことを語りたがっている
鋳型を壊さなければお金に何の価値があろう?
炎の中心でさえ冷たさがある
光るものがすべて金とは限らない
光るものがすべて金とは限らない

There's a lady, 99 years old
If she led a good life, heaven takes her soul
Now that's a theory and if U don't wanna know
Step aside and make a way 4 those who want 2 go
99歳の女性がいる
良き人生を送ったのなら、彼女の魂は天に召されるだろう
それが道理というもの、もし知りたくないというのなら
脇に退いて先を目指す人達に道を作ってやりなよ

Everybody wants 2 sell what's already been sold
Everybody wants 2 tell what's already been told
What's the use of bein' young if U ain't gonna get old?
Even at the center of fire there is cold
All that glitters ain't gold
All that glitters ain't gold
誰もが既に売れたものを売りたがっている
誰もが既に語られたことを語りたがっている
老いることがなければ若さに何の価値があろう?
炎の中心でさえ冷たさがある
光るものがすべて金とは限らない
光るものがすべて金とは限らない

U are now an official member of the New Power Generation
Welcome 2 The Dawn
これであなたはニュー・パワー・ジェネレーションの正式メンバーになりました
「夜明け」にようこそ

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