OneH

主にトレーニングとダイエットのブログ。それとプリンス。

「Horny Toad」は「Delirious」の B 面で1983年にリリースされたロカビリー調の曲です。エッチなカエルが女の子をしつこく誘惑し、最後は蓮の葉っぱの上で一緒に暮らすという、とってもキュート (?) でハッピーな曲です。音楽的に目を見張る要素はないものの、歌詞が楽しいです。

"僕は女ではない、僕は男でもない、僕は君に決して分かることのない何かだ" の後に "僕はエッチなカエルだよ" というのも、「I Would Die 4 U」の次に取り上げるのにこれほど似わない曲もないかもしれませんが、これには理由があり……次に書くつもりのブログ記事に「Horny Toad」の名前が出てくるのです。ただ、この曲が結構好きだという人は意外と多いのではないかと私は睨んでいます。とりあえず私はこの曲が好きです。


Yeah!
イェーー!
If I had your number
もしキミの電話番号を教えてくれたら
I'd call U on the phone
キミに電話をするよ
I'd breathe real heavy, if that didn't work
とっても荒い息使いでね - それでダメなら
Maybe I'd start 2 groan
今度はゲロゲロ呻くよ

I don't love U
キミを愛してるってわけじゃないんだ
I'm just a horny toad
ボクはただのエッチなカエルさ

I don't want your money
キミにお金はたからないよ
Cuz I got all I need
ボクには今のままで十分だからね
All I want is 2 rub your body
ボクはだキミの肉体をさすりたいだけさ
Until U start 2 bleed
血が滲んでしまうまでね

I don't love U
キミを愛してるってわけじゃないんだ
I'm just a horny toad
ボクはただのエッチなカエルさ

Ooh, yeah
Ooh, ooh

If I had your address
もしキミの住所を教えてくれたら
I'd come right 2 your door
キミの玄関まで行くよ
I'd knock all day till U let me in
キミが入れてくれるまで一日中ドンドンするよ
And then I'd knock some more
ついでにその後はもうちょっとドンドンするよ

I ain't crazy
頭がおかしいってわけじゃないんだ
I'm just a horny toad
ボクはただのエッチなカエルさ

If U think I'm nasty
ボクを淫らだと思うのかい
U ain't seen nothin' yet
キミはまだ本当のボクを見ていないんだね
U see, I'm the kinda brother that the more U scream
ボクって奴はキミが叫ぶほどに
The nastier I get
もっと淫らに変身するんだ

I can't help it
しかたがないんだ
I'm just a horny toad
ボクはただのエッチなカエルさ

Now watch me dance!
さあボクのダンスを見ておくれ!
Oh, oh, oh

Run, go tell your boyfriend
急いでキミの彼氏に伝えてあげて
His lovin' has got 2 old
あいつの愛し方はつまんないって
He might as well pack his things
あいつに荷物をまとめて
And get his dead ass on the road
放浪の旅に出た方がいいかもよって

Tell him U live on a lily pad
だってキミは蓮の葉っぱの上に住むんだからね
with a horny toad
エッチなカエルとね
Yeah!
イェイ!

前の記事が書きかけで止まっていますが、Alan Light 原著の「プリンスとパープル・レイン (原題: Let's Go Crazy: Prince and the Making of Purple Rain)」を読んで、パープルレインな気分になったので割り込みます。

「I Would Die 4 U」は歌詞が最もプリンスらしい曲のひとつです。後のコンサートでは「救世主」の部分は主語が "I" から "He" に変わって、より宗教色を強めて "He's your messiah" と歌われるようになります。個人的には「Purple Rain」で最も情熱的な曲だと思います。信じられないほどシンプルなメロディなのに、飛び抜けて異彩を放つ不思議な曲です。

時々、プリンスという存在は、天がこの世に授けてくれた贈り物のようなものだったのかもしれない、と思うことがあります。


話は変わりますが、プリンスのシングル曲は結構ぞんざいにエディットされることが多いような気がします。リンク動画の「I Would Die 4 U」はシングルエディットされたバージョンですが、最後は素振りがすっぽ抜けたような適当な終わり方をします。たまに聴くと適当さ具合がちょっと面白いです。

ちなみに、時代は異なりますが、1997年10月の Yahoo! Internet Life のプリンスのインタビューでは「シングルはどうでも良い」という旨の発言が見つかります (どうしてアルバムの "weakest songs" をシングルに選ぶのかという苦情に対して、"consider that any release of a single is only an advertisement for the album. And guess which one costs more? (シングルはアルバムのプロモーションでしかないから)" と答えています)。また、別の1997年のインタビューでは "I don't believe in singles." と言っています。アメリカには日本のようなシングル曲のマーケットが存在しないため、これ自体は特別な発言ではないのでしょうが、一時期を除いてプリンスにはヒット曲が殆どないのは、プリンスはそういう枠だけで考えるアーティストではないから構わないと思いつつも、やっぱり勿体ないような気がしなくもありません。



I'm not a woman
I'm not a man
I am something that U'll never understand
僕は女ではない
僕は男でもない
僕は君に決して分かることのない何かだ

I'll never beat U
I'll never lie
And if U're evil I'll forgive U by and by, cuz
僕は決して君に暴力はふるわない
僕は決して嘘はつかない
もし君に邪心があってもいずれ許そう - なぜならば

Chorus:
U - I would die 4 U, yeah
Darlin', if U want me 2
U - I would die 4 U
君 - 君のためなら死ねる
ダーリン、もし君が望むのならば
君 - 君のために死ねる

I'm not your lover
I'm not your friend
I am something that U'll never comprehend
僕は君の恋人ではない
僕は君の友達でもない
僕は君が決して理解することのない何かだ

No need 2 worry
No need 2 cry
I'm/He's your messiah and U're the reason why cuz
心配は要らない
泣くこともない
僕/彼は君の救世主 - 君の存在ゆえに

Chorus:
U - I would die 4 U, yeah
Darlin', if U want me 2
U - I would die 4 U
君 - 君のためなら死ねる
ダーリン、もし君が望むのならば
君 - 君のために死ねる

U're just a sinner I am told
Be your fire when U're cold
Make U happy when U're sad
Make U good when U are bad
君は罪人でしかないと - そう聞いた
君が凍える時は火となろう
君が悲しむ時は喜びに変えよう
君が悪である時は善に変えよう

I'm not a human, I am a dove
I'm your conscience, I am love
All I really need is 2 know that U believe
僕は人間ではない - 僕は白鳩
僕は君の良心 - 僕は愛
僕に必要なのは、ただ君が信じてくれること

Chorus:
I would die 4 U
Darlin', if U want me 2
U - I would die 4 U
僕は君のためなら死ねるのだと
ダーリン、もし君が望むのならば
君 - 君のために死ねる

以前、「She Gave Her Angels」という曲について、私を含めてリアルタイムでこの曲を知っている人の間ではこれが悲しい曲だという認識があるけれども、その解釈は全くの誤解で、実はこれはプリンスとマイテとの幸せな曲だ、ということを書きました。これに関連する素敵なエピソードに、二人の結婚式と天使たちの話があります。1996年にプリンスがオプラ・ウィンフリー・ショーに出演した際、プリンス自身がこのエピソードについて語っていたので取り上げることにします。

以下に動画をリンクします。インタビューではプリンスは白いフカフカの洋服を着ていて、何だか草食動物に似たようなのがいそう…と思えるくらい穏やかです。

その前のやり取りから印象深いので、リンク動画で少し前の15:50頃から引用します。動画もそれくらいにスタートするようにリンクしてあります。プリンスは、マイテを前世から知っているソウルメイトだと言い、次のように語ります。

o(+>: I feel like she was either my sister or we were the same person or something in another life. It - there's a closeness that - that you know is right and you don't argue with.
前世のどこかで、マイテは僕の妹だったか、あるいは僕らは一人の同じ人間だったかのように感じるんだ。僕にはこの親密さは間違いのないものだと分かるし、それには異論を挟む余地もないんだ。

Oprah: Well, isn't this all kind of weird?
それって何だか奇妙に感じたりはしないかしら?

o(+>: Well, it depends on how you look at life.
まあ、それは人生をどう見るか次第だよね。

Oprah: It seems to me - I would just say this is a description of the two of you. I'm -- when he talks about you, there's a thing that happens in his eyes.
ちょっと言ってもいいかしら。あなたたち二人を描写するとこうなのよ。彼があなたのことを話すときって、彼の目の中に特別なものが発生するのよ。

o(+>: I do feel that I've come closer to who I aspire to be by being with her.
マイテと一緒にいると、僕はなりたいと願う自分の姿に近付いていると感じるんだ。

Oprah: And what does she do for you that you didn't - that you didn't have alone?
それって、マイテはあなたに何をしてくれるということなのかしら? あなたが一人のときはなかったことで。

o(+>: (pause) She makes it easier to talk to God.
(沈黙を置いて) マイテは僕を神と話しやすくさせてくれるんだ。

Oprah: Oh, I could cry. Was it like a traditional ceremony? Like there's a minister and... 'You take and you say and until death do us' - the whole thing?
まあ、泣いちゃいそう。式はトラディショナルなものだったの? 牧師がいて、"私はあなたを妻とし、死が二人を分かつまで" とか全部?

o(+>: Yes. Mm-hmm, mm-hmm. We had a very small wedding. We only invited friends and family -- mostly family. And there was a big empty section in the church. And she said that she's glad that it was empty because it left room for the angels.
そう、そうだよ。僕らの結婚式はとても小さなものにしたんだ。友達や家族だけを招待して - それも家族が殆どで。そしたら教会に大きな空きスペースができちゃって。でもマイテは天使たちのために席を残すことができて嬉しいと言って、喜んでくれたんだ。

この後、プリンスがどれだけロマンチックかという話になり、マイテが口を開こうとすると、プリンスは照れてマイテの口をふさごうとします。


この TV 出演は他にも色々と印象に残るシーンがあるので、後でもう少しだけ追記したいと思います。ちょっと時間が取れなくて更新に間があいてしまいそうなので、とりあえず天使の話だけ引用していったん投稿しておきます。

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