OneH

主にトレーニングとダイエットのブログ。それとプリンス。

「Xtraloveable」は2015年のアルバム「Hitnrun Phase Two」に収録されている曲です。PrincVeault にも説明がある通り、この曲のリリースは少々ややこしいです。最初は「Extraloveable」として2011年にデジタルシングルがリリースされ、2013年にラップがなくなりホーンアレンジが追加された「Extraloveable Reloaded」が 3rdEyeGirl.com でリリースされ、それが「Xtraloveable」とタイトルが変更されてアルバムに収録されたという流れなようです。また、ブートを知っている人ならご存知の通り、この曲には未発表の初期バージョンが存在します。未発表の初期バージョンを知らずしてこの曲を語ることはできないので、ここでは両方のバージョンを取り上げることにします。

この曲でまず「おやっ」と思うのは、曲のタイトルだと思います。なので最初にタイトルについて触れておきます。「Xtraloveable / Extraloveable」とは「extra : ...外の、...範囲外の」と「loveable : 愛らしい、愛すべき」を繋ぎ合わせたプリンスの造語で、辞書には載っていない単語です。「通常の愛情を抱かせる愛らしさの基準の範囲外に飛び抜けて愛らしく思う気持ち」を一つの単語にギュッと詰め込んだキュートな言葉です。

「Xtraloveable」とはそんな素敵な言葉なのですが、ブログを書くにあたって困ったのはその日本語訳です。「愛らしい」に言葉を継ぎ足して同じ水準まで意味を高めようとすると、くどく説明的になってしまうのです。ギュッと詰め込んだキュートさがそのまま伝わる訳が思い付きません。

少々話が飛びますが、私はここで漫画「北斗の拳」に出てくる、とある印象深い台詞を思い出します。


「北斗の拳」の修羅の国編には、シャチという若者が登場します。シャチは少年時代に他国の島で負傷して置き去りにされてしまった過去を持ちます。そこは男子の生存率が僅か 1% と言われる修羅の国であり、思わず「ニホンウナギの稚魚か!」と突っ込みたくなるのですが、シャチは幸運にも養殖に成功、ではなく、心優しい人々に助けてもらいます。

話は天帝の子・リンを取り戻しに修羅の国を訪れたケンシロウが、第三の羅将ハンと闘う場面です。

シャチ: 強いが哀しい目よ!!

やはりケンシロウもこの女を見捨てることができなかったのか
あの時のオレのように……

ケンシロウを見守るリンを見つめ、シャチは回想に入ります。

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他国の島で負傷して置き去りにされてしまったシャチの傷もすっかり癒えて、待ち望んだ船出の日がやってきました。

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突然ですが、ここで問題です。

負傷してこの島に置き去りにされた他国の者のシャチは、自分を助けてくれた老人たちに感謝の気持ちを伝えます。さあ、いったいシャチは何と言って感謝したのでしょうか?

正解は、こうです。

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シャチ: 負傷してこの島に置き去りにされた他国の者のオレを助けてくれてありがとう
老人: いやいや

えーと……

この台詞のどの辺が印象深いのか不思議に思う方もいるかもしれません。実は「北斗の拳」はくどい説明があまり出てこない漫画なので、こういう説明的な台詞は妙に引っ掛かるのです。何かこう、「Xtraloveable」という言葉のようにもっとギュッと言葉を詰められないかな、と落ち着かない気分になります。

ところでこの続き、気になりますか? 気になりますよね。続きはこうなります。

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実はシャチが乗り込んだ船は、シャチに密かな想いを寄せる心優しき少女、レイアの手によって作られたものでした。しかし、他の自惚れ屋さんの女の子たちとは違って、レイアは自分をひけらかすような真似はしませんでした。

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船が出たことを見届けてから離れて手を振るレイア。レイアは決して自慢なんかしなかったのです。

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「さようならシャチ!!」というレイアの心の叫びは今生の別れを告げるものでした。そしてレイアが「私の分まで生きて!!」と願ったのは、この国では修羅との結婚を拒む女性は処刑されてしまうためです。それが修羅の国の掟であり、シャチが去った後にレイアに残された運命は、死だったのです。

しかし、レイアが背を向けその場を去ろうとしたその時です!

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パシャ、パシャ、パシャ・・・バシャ! バシャ!

自分のために手を傷だらけにしてまで一生懸命船を作ってくれたレイアを、どうして見捨てることができましょう! シャチは船を飛び出し駆け戻ります。レイアの元へ!!

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シャチ: レイア〜〜
レイア: はあ…

先程老人たちに伝えた感謝の言葉など、最早どこかへ行ってしまいました。

ガシィ・・

二人は固く抱き合います。

レイア: シ……シャチ!!

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レイアは自分の想いを心の中に大切にしまっていました。レイアはずっと待ち続けていたのです。シャチがそれを欲しくなるまで。

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すごく…… Xtraloveable です。

Xtraloveable - Hitnrun Phase Two バージョン

さて、「Xtraloveable / Extraloveable」という言葉に込められた熱い想いが分かったところで、曲を聴いてみたいと思います。こちらは「Hitnrun Phase Two」に収録されているオフィシャルバージョンです。ホーンが追加され、とても洗練された曲に仕上がっています。曲の端々から円熟した大人の余裕を感じさせます。


Hey sugar, I know it's been a minute
But I gotta, I gotta get up in it
Come on
Let's talk about what U got
I don't think U understand, it makes me...
Ow!
Hell yeah
Can I talk a little bit? Oh
Oh, gotta gotta ring ya, ring yeah
Listen
ねえシュガー、まだ1分だけど
だけど僕は抑えられないんだ
ほら
君のことを話そうよ
君は自分じゃ分かってなさそうだからね
僕はもう・・・
あう!
僕に語らせてくれるかな?
電話するからね
聞いて

Baby, U got somethin' that would make
A many brother mighty proud
I got 2 say it loud, uh
ベイビー、君には沢山のブラザー達を
とても誇らしげにする何かがあるね
声に出して言わずにはいられないよ

U got a dozen little sexy tricks
That a dozen cities in this U.S.
Won't, uh, won't even allow
君が身につけたセクシーな技の数々は
このアメリカじゃ数十の都市で
御法度になるくらいだよ

Oh, never do U boast like the other chicks
Who think they're fine
And love 2, uh, I said love 2 flaunt it, mm
他の女の子は見せびらかしたがりばかりだけど
君はそんな自惚れ屋さん達みたいに
ひけらかす真似はしないんだ

And what I dig the most is
That U keep it in your hand
Until I, until I, until I want it
中でも僕がいちばん痺れちゃうのは
君が手の内に取っておいてくれることさ
僕が・・・僕がそれを欲しくなるまでね

Oh, if ever, whenever, U need someone 2
Take a shower with
Call me up please
Oh, xtralovable, honey, don't U wanna...
Don't U wanna take a bath with me?
ああ、もしも、何時でも、君が誰か一緒に
シャワーに入って欲しくなったら
僕に電話してよ、お願いだよ
ああ、愛らしさがはみ出てる、ハニー
・・・したくない?
僕とお風呂に入りたくない?

Baby, U could turn anybody on
I'll wait my turn however long
Even if it takes eternity, ooh
ベイビー、君は誰でもお構いなしにドキドキさせるね
僕はどんな先になっても順番を待つよ
たとえ永遠に待つことになっても

Time can pass away but
Every day I make a play
Just 2 hear U say the same about me, uh
時間は過ぎて行くけれども
僕は毎日君を口説き続けるよ
君から同じ言葉をもらえるようにね

Baby, I know my rap is strong
But not as strong as your perfume
That's OK, haha, I like it
ベイビー、僕の強烈にまくし立てすぎだね
だけど君の香水ほどは強烈じゃないよ
でもいいのさ、フフ、僕は好きだから

Oh, not as much as I would like a chance 2
See U dancin' naked
Oh, I'd really love 2 see U dance
君がヌードで踊るのを見たいって
願うほどじゃないけれど
とにかく君が踊るところが見たいんだ

If ever, whenever, U need someone 2
Take a shower with
Call me up, uh-huh, please
Oh, xtralovable honey, don't U wanna...
Don't U wanna take a bath with me?
Oh
ああ、もしも、何時でも、君が誰か一緒に
シャワーに入って欲しくなったら
僕に電話してよ、お願いだよ
ああ、愛らしさがはみ出てる、ハニー
・・・したくない?
僕とお風呂に入りたくない?

Ooh sugar baby, U're so fine
What say U and me meet between the lines?
(Meet between your... haha)
I might be kinda popular but if U want, I'm yours
U can ask me what we're gonna do
I think U better shut the door (Ooh)
U know what I'm talkin' about, baby? (Ooh ooh)
Aw let me hear U say (Ooh)
Oh, come on (Ooh ooh)
Huh, scandalous
ああシュガー、ベイビー、君は素敵だよ
君と僕、行間で会うのはどうかな
君の・・・間でね
僕はちょっぴり人気者かもしれないけれど
君が望むなら僕は君のものさ
何がしたいか僕に言ってみてよ
うん、それじゃドアを閉めた方がいいね
何を言ってるかは分かるよね、ベイビー?
君の口から聞かせてよ
ああ、言ってみて
フ、スキャンダラスだね

Oh, if ever, whenever, U need someone 2
Take a shower with, girl
Call me up please
Oh, xtralovable honey, don't U wanna
Don't U wanna take a bath...
Take a bath, take a bath with me?
Ooh!
ああ、もしも、何時でも、君が誰か一緒に
シャワーに入って欲しくなったら
僕に電話してよ、お願いだよ
ああ、愛らしさがはみ出てる、ハニー
・・・したくない?
僕とお風呂に入りたくない?

Xtraloveable, ha
Ha... ooh!
Xtraloveable, ha...
What's goin' on?
愛らしさがはみ出てる
愛らしさがはみ出てる
どうなってるの?

(Hahaha)
(アハハ)

Extraloveable - 未発表の初期バージョン

続いて未発表の初期バージョンです。ブートを知っている人にとっては、「Xtraloveable / Extraloveable」で真っ先に思い浮かべるのはこちらのバージョンだとと思います。ギラギラしたエネルギーに溢れていて、何というか、同じ曲なのにオフィシャルバージョンとは全然違います。

この曲の最初のレコーディングは1982年4月3日まで遡ります。また、1983年にデズ・ディッカーソンがバンドを脱退し入れ替わりでウェンディ・メルヴォワンが加入したことを示唆する内容が歌詞に含まれていることから、1983年にも追加で手が加えられたことが推測されます。

未発表の初期バージョンはギラギラとした勢いのあるサウンドやボーカルも特徴的ですが、何より特筆すべきはその不適切な歌詞ではないかと思います。初期のプリンスは思考にあまりフィルタをかけずに歌詞を書いていたところがありましたが、特に、一貫して「Do Me, Baby」な曲を作り続けたプリンスの口から「レイプ」という言葉が出てくるのが興味深いです。全体に散りばめられているユーモアが緩衝材になっていますし、プリンスを知っていればふざけて出た言葉だというもの分かるのですが、それにしても初期プリンスならではの歌詞でちょっと珍しいです。

未リリースの初期バージョンとオフィシャルバージョンには、サウンドやボーカルだけなく歌詞にも様々な違いがあります。比べるととても面白いです。例えば初期バージョンの次の歌詞、この後に制作した「Purple Rain」で世の中がパープルに染まるなんて、プリンス自身もまだ予想できていなかったことでしょう。

I'm not that popular yet
So if U want, I'm yours
僕はまだそこまで人気者ってわけじゃないから
君がお望みなら僕は君のものだよ

I wanna rap a little bit, oh
Yeah (Oh)

Baby, U got somethin' that would make
A many hippie mighty proud
ベイビー、君には沢山のヒッピー達を
とても誇らしげにする何かがあるね

U got a dozen little sexy tricks
That dozen cities in this U.S.
Mmm, won't even allow
君が身につけたセクシーな技の数々は
このアメリカじゃ数十の都市で
御法度になるくらいやつだよ

Never do U boast like the other girls
Who think they're fine
And love 2 flaunt it
他の女の子は見せびらかしたがりばかりだけど
君はそんな自惚れ屋さん達みたいに
ひけらかす真似はしないんだ

I never hear U brag
Ooh, and what I dig the most is
That U keep it in your hand until I...
Until I, until I want it
君は決して自慢なんかしないんだ
君は大切に手の中に取っておいてくれる
僕が・・・僕が欲しくなっちゃうまでね

Oh, if ever, whenever, U need someone 2 take a shower with, girl
Call me up, it's free
Ooh, extraloveable honey, don't U wanna...
Don't U wanna take a bath with me?
ああ、もしも、何時でも、君が誰か一緒に
シャワーに入って欲しくなったら
僕に電話してよ、無料だよ
ああ、愛らしさがはみ出てる、ハニー
・・・したくない?
僕と一緒にお風呂に入りたくない?

Listen
Baby, U could turn my mama on
She's just as straight
Just as straight as straight can b
ベイビー、君は僕の母さんだってムラムラさせるよ
母さんにはそのケがないのに
これ以上ないくらいストレートなのに

Even though my daddy's gone
He'd come back just 2 haunt U
Come back just 2 haunt U mystically
Yes he will
僕の父さんはもうこの世にいないけど
ただ君に取り憑くために戻って来るよ
ただ君に取り憑くために超常現象で戻って来るよ
もちろん父さんはそうするよ

Baby, I know my rap is hard
But not as hard as what's behind my door (dig it)
Door on my pants
ベイビー、僕はギンギンにまくし立てすぎだね
でもそれはドアの背後にいるやつほどギンギンじゃないんだ
分かるかな、僕のパンツのドアさ

Baby, U're so shy, I'd love 2
See U dancin' naked
Ooh sugar, I wanna see U dance
ベイビー、とても恥ずかしがり屋の君だから
君が裸で踊るとこが見たいよ
ねえ、君が裸で踊るとこが見たいんだよ

If ever, whenever, U need someone 2
Take a shower with, girl
Call me up, it's free
Ooh, extraloveable honey, don't U wanna...
Don't U wanna take a bath with me?
Ow
Don't U wanna get, don't U wanna get off?
ああ、もしも、何時でも、君が誰か一緒に
シャワーに入って欲しくなったら
僕に電話してよ、無料だよ
ああ、愛らしさがはみ出てる、ハニー
・・・したくない?
僕と一緒にお風呂に入りたくない?
したくない? したくない?

Oh baby, U got somethin' that would make
A many hippie mighty proud
Then play it loud!
ベイビー、君には沢山のブラザー達を
とても誇らしげにする何かがあるね

U got a dozen little sexy tricks
That a dozen cities in this U.S.
Ooh, won't even allow
君が身につけたセクシーな技の数々は
このアメリカじゃ数十の都市で
御法度になるくらいだよ

Yeah, never do U boast like the other girls
Who think they're fine
And love 2 flaunt it
Oh, now play with this here, yeah, let me tell ya
他の女の子は見せびらかしたがりばかりだけど
君はそんな自惚れ屋さん達みたいに
ひけらかす真似はしないんだ

And what I dig the most is the way
That U keep your sugar in your hand
Till I want it (Yeah)
中でも僕がいちばん痺れちゃうのは
君が手の内に取っておいてくれることさ
僕がそれを欲しくなるまでね

Oh, if ever, whenever, U need someone 2
Take a shower with, mama
(There it is) Call me up, it's free
Ooh, extraloveable honey, don't U wanna...
Don't U wanna take a bath with me?
ああ、もしも、何時でも、君が誰か一緒に
シャワーに入って欲しくなったら
僕に電話してよ、無料だよ
ああ、愛らしさがはみ出てる、ハニー
・・・したくない?
僕と一緒にお風呂に入りたくない?
したくない? したくない?

Ooh, sugar baby, U're so fine
What say U and me go 2 my place and make some time?
And I'm not that popular yet, so if U want, I'm yours
"I don't want anyone 2 see what we're gonna do"
Then U better shut the door (Ooh)
Do U know what I'm talkin' about? (I said, "Ooh ooh")
If U know it, let me hear U say it, baby (Say "Ooh")
I can't hear U (Ooh ooh)
Purple politicians, sing it (Ooh)
Come on, 2 times, sing (Ooh ooh)
1 time (Ooh)
2 time (Ooh ooh)
ねえ、君はとっても素敵だよ
君と僕とで僕の家に行ってちょっと楽しむのはどう?
僕はまだそこまで人気者ってわけじゃないから
君がお望みなら僕は君のものだよ
「私たちがすることを誰にも見られたくないわ」
だったらドアを閉じなきゃね
僕が言ってることが分かるかい?
ならば君の口から言ってみてよ、僕に聞かせて
聞こえないよ
パープル・ポリティシャン達、歌うんだ (ウー)
さあ、2回言って (ウー、ウー)
1回 (ウー)
2回 (ウー、ウー)

I wanna rap a little bit (1 time, ooh)
I said my daddy might be dead
But U know what he sees
(Everybody, 2 time, ooh ooh)
Heaven knows I told him she's bad as she can be (1 time, ooh)
Oh yeah (2 times, say ooh ooh!) (Oh baby)
Yeah!
まだまだ言い足りないよ
僕の父さんは死んでるかもしれないけど
それでも父さんにも見えるんだ
君がとびきりの人だって伝えておいたから

Extraloveable (Ooh)
Extraloveable (U got it, 2 times, say ooh ooh)
Yeah oh... (Ooh) (2 times, say ooh ooh)
Would anybody care 2 get naked?
誰か裸になれるかな?

Extraloveable
Extraloveable
Extraloveable
Ooh
Extraloveable (Ooh ooh)
Here we go, come on (Ooh)
Extraloveable (2 time, ooh ooh)
Extraloveable (Ooh)
Extraloveable (2 time, ooh ooh)
Extraloveable (1 time, say ooh)
Everybody (Ooh ooh) (Extraloveable)
Lisa (Ooh) (Can U feel it, baby?)
Bobby Z, sing it (Ooh ooh) (U got 2 say it loud)
Doctor (Ooh)
Hey Dez, don't U like my band? (Ooh ooh)
(Gotta, gotta say it loud)
Everybody, Brownmark say (Ooh) (Everybody knows)
Brownmark, Brownmark say (Ooh ooh) (Extraloveable)
I can't hear U, say (Ooh)
みんな
リサ
ボビー・Z、歌うんだ
ドクター
ヘィ、デズ、僕のバンドは好きじゃないのかい?
みんな、ブラウンマーク
ブラウンマーク、ブラウンマーク
聞こえないよ、言って

It ain't just about your body, baby
It's about your mind (Ooh ooh)
Oh sugar darlin', can U spare some time? (Ooh)
I'm on the verge of rape
I don't think U heard me
I'm on the verge of rape (Ooh ooh)
I'm on the...
君の体だけじゃないんだ、君の心もだよ
ねえダーリン、少しお時間はあるかな?
もうレイプしそうだよ
聞こえてなかったかな、もうレイプしそうなんだ
もう僕は・・・

I'm sorry, but I'm just gonna have 2 rape U
Now are U going 2 get into the tub
Or do I have 2 drag U?
Don't make me drag U
I can be yvery cruel
Yeah!
ごめんよ、もう君をレイプしちゃうからね
自分からバスタブに入る?
それとも僕が引き摺って連れてかなきゃダメかい?
君を引き摺り倒してもいいのかな?
僕はとても残酷になれるんだよ

If U don't stop the groove
Extraloveable beat'll tell your body what 2 do
Uh
If U don't stop the groove
Extraloveable beat'll tell your body what 2 do
Uh
If U don't stop the groove
Extraloveable beat'll tell your body what 2 do
Oh
If U don't stop the groove
Extraloveable beat'll tell your body what 2 do
(Ooh)
If U don't stop the groove
Extraloveable beat'll tell your body what 2 do
(Ooh ooh)
That's right (Ooh)
If U don't stop the groove
Extraloveable beat'll tell your body what 2 do
Wait a minute (Ooh)
If U don't stop the groove
Extraloveable beat'll tell your body what 2 do
(Ooh)
If U don't stop the groove
Extraloveable beat'll tell your body what 2 do
Break Wendy, uh (Ooh)
If U don't stop the groove
Extraloveable beat'll tell your body what 2 do
このグルーヴを止めないで
Extraloveable のビートが何をしたらいいか
君の体に教えてくれるよ
このグルーヴを止めないで
Extraloveable のビートが何をしたらいいか
君の体に教えてくれるよ
このグルーヴを止めないで
Extraloveable のビートが何をしたらいいか
君の体に教えてくれるよ


ところでシャチの回想シーンの最後、甘い思い出とは裏腹な、険しいシャチの表情が気になったかもしれません。

その表情から察せられる通り、その後の二人は運命に引き裂かれます。レイアは、シャチを探して自身の元を訪れたケンシロウに、その男を殺せるならば情報を教えると交換条件を持ち出します。

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成長したシャチは昔のままのシャチではありませんでした。修羅を喰らう獣と恐れられ、羅刹と呼ばれる男と化していたのです。

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カイゼル: まさに鬼を喰らう羅刹よのう!!

修羅として千八百勝を誇る群将カイゼルが、シャチに片腕を奪われながらにして放った名言です。

シャチとレイア、二人の間に何が? シャチの変貌の理由は? そしてケンシロウの決断は……?

この先はあまりに本題から外れすぎるので、このまま宙ぶらりんで記事を終えることにします。

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今日取り上げる曲は「God」です。今回は最初に曲のリンクと歌詞を載せます。この曲は、できれば部屋の照明を暗くして、そしてヘッドホンかイヤホンをして聴いてみてほしいです。


In the beginning, there was God
He made the earth and the heavens
He gave us light 2 rule the day
And another light 2 rule the night
始まりに、神がおられた
神は地上とそして天国をつくられた
神は昼を司る光を私たちに与えられた
そして夜を司るもう一つの光を与えられた

The Lord, thy God
He made, He made the seas
He made the fruit upon the tree
When He saw
When He saw that it was good
He made a man
He made a man
Only He could, only He could
主よ、汝の神よ
神は海をつくられた
神は木に果実を結びあそばされた
神はそれを見て良しとされると
神は人をつくられた
神のみがなしえられた

God made U
God made me 2
He made us all
He made us all equally
神は君をつくられた
神は私もつくられた
神は私たち皆をつくられた
神は私たち皆を平等につくられた

Now U say it
今度は君が言う番だよ

God made U
God made me
He made us all equally
神は君をつくられた
神は私をつくられた
神は私たち皆を平等につくられた

Wake up children
Dance the Dance Electric
There isn't much time
Who screamed?
Was it U?
子供たちよ目を覚まして
ダンス・エレクトリックを踊ろう
時間はあまりないんだ
誰が叫んだんだい?
君かい?


「God」はシングル「Purple Rain」のB面として1984年9月にリリースされた曲です。YouTube リンクのタイトルはなぜか Instrumental Version となっていますが、言うまでもなくこれは Vocal Version です。

この曲の歌詞は、創世記の最初の部分をなぞるように書かれています。また、歌詞の最後には「God」の録音の前々日から前日にかけて録音された「The Dance Electric」への言及があります。「The Dance Electric」は、憎しみや敵意に囚われて生きるか、それとも主のみちびきのもとに他者を愛するか、残された時間をいかに生きるかを聴く者の魂に問う曲です。これが単なるダンストラックだという認識だと「God」で言及されている意味も分からなくなってしまうため、前もって和訳しておきました。


プリンスの音楽を知る人ならば、プリンスを知らない人にプリンスの凄さを知ってもらうために、最初にどの曲を聴いてもらえばいいのだろうと考えたことがあるのではないかと思います。

プリンスは本当に沢山の曲を世に残しました。私が今のペースでブログ投稿を続けても、全ての曲を取り上げる前に私の寿命が来る方が先ではないかというほどです。それだけ沢山の曲があるので、最初にどの曲を聴くべきかという問いについても人によって言うことは違うでしょうし、人によって曲の評価もしばしば割れます。ある人が最高だと言う曲を、ある人はこの世のどんな曲よりも最低だと極端に貶したりします。

どうやらプリンスで最初にどの曲をすすめるかというのはとても悩ましい問題のように思えます。これを読んでいる方々も、それぞれ考えがあるものと思います。

では私の考えはというと、この問いに私ならこう答えます。

質問: プリンスを知らない人にプリンスの凄さを知ってもらうために、おすすめの曲は何ですか?
私の答え: だいたいどの曲でも構いません。

絶対にひとつ挙げなければならないとしたら、今日なら丁度ブログを書いたので、「God」にします。

ただし条件があります。それは曲をきちんと聴くことです。「God」ならば、部屋の照明を落としてヘッドホンで聴いてもらいます。また、いくらどの曲でも構わないといっても個人的におすすめしない曲もあります。例えば「どれでもいいのか。じゃあタイトルからして名曲っぽい『Purple And Gold』を……」という人がいたら、さすがの私も「とりあえず待て」となります。代わりに「Purple Rain」か「Gold」を提案します。

それにしても、「どの曲でも構わない」とはずいぶんいい加減な答えだと思われるかもしれません。ですが、私は真剣に答えてこう言っています。それは、きちんと聴きさえすれば、だいたいどの曲を聴いてもプリンスがいかに唯一無二のアーティストであるかは感じ取れるはずだからです。細かいことを言うと、過去記事にも書いたように2000年代の作品は全体的に複雑な思いがあったりするのですが、少なくともブログで取り上げている曲に関しては、ほぼどれも「これは最高傑作だ! / これは凄い曲だ!」と感じながら私は記事を書いています。

このブログで度々名前を出しているスーザン・ロジャースは、1983年7月下旬に「Darling Nikki」のレコーディングに関わったのを始まりに、4年以上に渡ってプリンスのレコーディングエンジニアを務めました。スーザンは、プリンスが何か新しい曲を録音するたびに「これはプリンスの最高傑作ではないかしら! / これをファンが聴いたら凄いことになるわ! / これって素晴らしすぎるわ!」と驚き、興奮したのだそうです。その興奮が初めて途切れ、「あら、これは、最高傑作ではないかも」となったのが「Adonis & Bathsheba」なのだそうですが (笑)、それはスーザンがレコーディングエンジニアを務め始めてから3年も経過した1986年7月27日の出来事です。それに、この曲にしてもたまたまスーザンには響かなかっただけで、ファンの間ではかなり評価の高い曲です。それだけプリンスは膨大な数の「最高傑作」を作り続けたのです。


Duane Tudahl の本に、この曲がレコーディングされたときの話が書かれています。要約か一部抜粋をと思ったのですが、全て訳します。

god-duane-tudahl-book

プリンスは特定の曲を日曜日のために取っておいたり、日曜日にインスパイアされて曲を作ったりしたことがあったわ。「God」はそういった日曜日の曲のひとつなの。
- スーザン・ロジャース

プリンスは今日のセッションのために、(レコーディング場所である) 倉庫の照明を消し、キャンドルを灯してムードを整えた。プリンスはピアノに向かって座り、演奏を始めようとしたが、不運なことに何度試みても録音機器が動作しなかった。スーザンはその時のムードをこう語る。
「それは本当に、本当に難しいムードで、プリンスのフラストレーションがどんどん溜まっていくのが分かったわ。プリンスは完全に無口になり、コミュニケーションを取るのが不可能になってしまった。だけどプリンスは怒っていたとか、そういうわけではないわ。ただ、機器に技術的な問題が発生していてそれを直すのは私の責任だったので、私はできる限りのことをしたわ。プリンスはどうしてもこの曲をレコーディングしたかったの」

スーザンがやっと機器を直したのは午前零時を過ぎてのことだった。スーザンが録音ボタンを押すと、今度はテープマシンは録音を開始し、テープは回り続けた。プリンスはワンテイクで「God」のピアノとボーカルのトラックを成功させると、ピアノの蓋を閉じ、そのまま無言で去って行った。そしてこのセッションは終了した。

「あの時、プリンスが頭の中で何を考えていたかは分からないわ。だけどあのような日はよくあったの。プリンスが普段とは違うムードでスタジオにやって来て、本当は一人になりたいけれども、レコーディングのために他の誰かがその場にいなければならない状況ね。私は可能な限り自分の存在を消して、起きる出来事をただテープに残すためだけにその場にいたのよ」

スーザンは後にミネソタ・パブリック・ラジオで次のように説明した。
「プリンスと一緒に仕事をするのは、時として本当に難しいことがあったわ。プリンスはとても大きなプレッシャーを背負っていたから。だけど、他の有名人やアーティストと違って、プリンスはそのプレッシャーを和らげるためにドラッグや不品行に走ることはなかった。プリンスはプレッシャーを真っ向から受け入れ、衝動的に怒りを爆発させることはせずに、ゆっくり時間をかけて少しずつそれに対応できる人だったの。私たちはそれが過ぎるのを待つだけだったわ。それさえ過ぎれば、プリンスはまた陽気で面白くて心から温かくて、そして愛情深い人に戻ったの。それはいつだって確かなことで、私たちはそんなプリンスに信頼を抱いていたわ」

プリンスは、そのキャリアの大半において深遠さと背徳を混在させた思想を示したが、それはプリンスに最も近い存在の人々ですら混乱させた。ウェンディ・メルヴォワンは (プリンスの神学的な探求について) 著述家のマット・ソーン (Matt Thorne) にこう語った。
「私にとってはショウビジネスだと感じたわ。個人的にはあまり共感はなかったの。だけど、当時を振り返ると、プリンスのバンドにはユダヤ人やメキシコ人に黒人、白人、それにゲイもストレートもいたわ。皆がそれぞれの意見を持ち、許容され受け入れられていたのは素晴しいことだったわ」

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懐しいのではなく、新しい

プリンスのことをブログに書くようになって、もうすぐ3年が経ちます。

ある曲をブログで取り上げようと決めたら、何を書こうかと考えながらその曲を何度も何度もリピートして聴く。その繰り返しをずっと続けています。このように1つの曲を延々とリピートする聴き方は、現在の私にとって、プリンスの音楽の基本的な聴き方になっています。

このブログで取り上げている曲の殆どは、私にとってはずっと昔から知っていた曲です。当然それぞれに長年の思い入れがあります。当初はそういった私の思いをある程度の記事にまとめて済ませるつもりでした。それでいったんの区切りを付けようと考えていました。

ところが、ブログを書き進めるうちに、私を困惑させる予想外の事態が起きました。昔からの思い入れがあるにもかかわらず、それぞれの曲を聴き直しても、なぜか「懐しい」という気持ちは心の底に沈んだまま、一向に湧き上がってこないのです。それなら他の音楽はどうだろうと、試しに他の音楽も聴いてみましたが、プリンス以外の音楽ではこのような心境にはなりません。他の音楽は、まるで「それが当たり前でしょ」といわんばかりに、どれもそのまま懐しく感じるだけです。

プリンスの音楽にまつわる思い出は確かに私の中に存在するので、それをブログに書くこともあります。しかし、プリンスの音楽を聴いたときに「懐しい」という思いがクリームのように一番上に浮かび上がってくるかというと、そうはなりません。ずっと昔から知っている曲ばかりなのに、懐しさを打ち消す感情が心の中を渦巻き、不思議なことに、それどころか逆に「新しい」と感じられるのです。

このように感じる理由はなぜなのでしょうか。

プリンスの音楽は聴くたびに新しい発見があります。そのためか、古くから知っている曲であっても、まるで新曲を与えられたかのような気分になります。それがこの理由なのでしょうか。確かにプリンスの音楽にはそういう面もあります。そこで今回の記事タイトルをこう付けました。

しかし、一番の理由はそれではありません。記事タイトルはこう付けましたが、「新しい」というのは、どうも本質を突いてはいないように思います。本来、それは単なる娯楽のように「懐しい」とか「新しい」という尺度で測るべきものではないのだと思います。言うなれば、時代の変化に左右されない芸術の本質がそこにあるために、私はこのように感じるのだと思います。

まだ記事は続きます。

どうして時代小説ばかり書くんですか?

私の好きな作家、隆慶一郎のエッセイ集「時代小説の愉しみ」に、次のくだりがあります。

「どうして時代小説ばかり書くんですか?」
この頃よくそう問われる。
私の答はきまっている。
「死人の方が、生きてる人間よりも確かだからでしょうね」
皆、ちょっと変な顔をして笑うが、私は本当のところをいっているのだ。

これは私にとっては印象深い言葉で、プリンスとは関係のない2014年のブログ記事でも話題にしています。

以前の私は、この言葉をプリンスと結び付けて考えたことはありませんでした。ですが、この3年間、ずっとこの言葉が私の頭にあります。

ここで言う「確か」とは、一体どういう意味なのでしょうか。確かに私は、プリンスについて何かを書くという、あの日が来なければ決してしていなかったであろうことをしています。ですが、今はまだ、ただただ不思議なことをしている気分です。言ってみれば、まるでこの世にいないのは私自身であるかのような気分です。隆慶一郎の言葉に「なるほど」と唸る反面、私にその本当の意味が見えているのかはまだ分かりません。

これについてはこれ以上書けそうなことがないので、かわりに少し違うことを書きます。


以前の私には、音楽というものは聴けばその価値が分かるものだ、という考えがありました。たとえ音楽の詳しい理論や技術は分からなくとも、それを越えて純粋に伝わる価値が音楽にはあり、その部分の価値は音楽を聴けば判断できるものだ、という思いがありました。

ですが、他の音楽はともかく、ことプリンスに関しては話はそう単純にはいかないとつくづく感じます。

これとは少し違う文脈になるのですが、個人的にヒントを求めて参照したスーザン・ロジャースのインタビューを一部引用します。最近復活したらしい Housequake.com において 2006年5月9日に掲載されたものです。ここでスーザンはとても鋭い発言をしています。

Housequake: In an interview Prince said: "You think Susan Rogers knows me?" he asked. "You think she knows anything about my music?". Susan Rogers, for the record, doesn't know anything about my music. Not one thing. The only person who knows anything about my music (pause for very pointed effect)... is me." How do you feel about this?
あるインタビューでプリンスはこう言いました。
「君はスーザン・ロジャースが僕のことを知ってると思うのかい? 彼女が僕の音楽について何かしらでも知ってると思うのかい? はっきり言っておくけど、スーザン・ロジャースは僕の音楽を何も知らないよ。彼女が知っていることは何ひとつない。僕の音楽を知っている唯一の人間は (強調のため間をおいて) …… 僕だよ」
これについて、あなたはどのように感じますか?

スーザン: Yes, Prince is correct on this, but only in one sense. In another sense, namely the experience of listening to music created by another, Prince knows his music the least. Because creating music and consuming music are two distinct processes.
そうね、プリンスの言い分は正しいわ。ただし、それはある意味に限定した場合のみにおいてね。別の意味では、つまり、他者によって作られた音楽を聴く経験をするという意味では、プリンスは自身の音楽を一番知らない人になるのよ。なぜならば、音楽を作るのと音楽を消費するのは二つのはっきりと異なるプロセスだから。

When a chef prepares a new meal, he knows everything that goes into it, including how he intended it to taste. So when he sits down to eat it, he already knows something about it, and that affects how it tastes to him. The customer who knows nothing about what went into the meal will taste it from a different perspective, one that the chef will never be able to experience. So the customer knows something about the meal that the chef will never know.
例えばシェフが新しい食事を作る時、彼はそこで使われる材料や調味料を全部知っているわね。それがどのような味にするためのものかという意図も含めてね。だから彼はその料理を食べる時、予めその料理のことを知っているわけよね。それは彼が感じる料理の味に影響を与えるものだわ。一方で何が使われているかを知らない客は、その料理を異なる観点から食べることになるわ。それはその料理を作ったシェフには決して味わうことができない経験よ。だからある意味、客はシェフには決して知ることができない何かを知っているという見方もできるの。

Prince fans know how his music makes them feel, regardless of whether or not he intended the music to move them that way. Only he knows what inspired a song or he wanted his music to say but there is a gap between how it felt to make it and how it feels to listen to it. Like a lot of things, it is a two-sided experience. Science isn't science until it is published; food isn't food until it is eaten; and art isn't art until it is interpreted.
プリンスファンは、プリンスがどういう意図で音楽を作ったかに関わらず、それを聴いてどう感じるかを知っているわ。ある曲が何にインスパイアされて作られたか、または音楽にどんなメッセージが込められているかはプリンスのみが知るところかもしれないけれども、それを作る人の気持ちと、それを聴く人の気持ちにはギャップが存在するわ。他の色々な物事と同じように、それは二面性のある経験なの。科学は発表されるまでは科学ではないように、食べ物は食べられるまでは食べ物ではないように、芸術は解釈されるまでは芸術ではないと言えるのよ。

これはとても鋭いものの見方だと思います。


話がズレたついでに、さらに別の話をします。

あるアーティストが不祥事を起こすと、そのアーティストの作品が回収や配信停止処分になることがあります。詳しくは知らないのですが、最近だと電気グルーヴでそういうニュースを目にしました。こういった事態が起きると、アーティストとそこから生まれる作品の関わりについてどのように線引きすべきかという議論になり、よく「アーティストの人格と作品は切り離して評価すべきだ。作品に罪はない」という主張を見聞きします。

私は、この問題についてはただ「そういう世の中なんだな」と思うだけなので、特に主張することはありません。ただ、プリンスは自らも "I am music." と発言したように、存在が音楽そのものなので、そもそも「アーティストの人格と作品を切り離す」という発想が出てきません。プリンスの場合はこういう議論は成り立たないな、と面白く感じました。


この記事の冒頭では、インストゥルメンタル曲「God (Love Theme From Purple Rain)」の秀逸なカバーをリンクしました。最後に「With You」のピアノカバーをリンクします。「With You」は私が人生で一番たくさん聴いているかもしれない曲です。これも素敵なカバーです。

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