OneH

主にトレーニングとダイエットのブログ。それとプリンス。

ブログでプリンスについて書き始めてからというもの、自分のお気に入り曲・ベスト○○、というのが頭の片隅にあります。

私の場合、このリストに確定的に入る曲は「Goodbye」と「Condition Of The Heart」の2曲です。とはいえ、たった2曲だけでは少ないのでもうちょっと…とやっている内に、少々増えて10位まで選ぶことにし、さらに最初の方に思い浮かんだけれども順位を付けづらい曲を別枠に分けたため、結局、私のお気に入り曲は、10曲プラス別枠5曲の合計15曲のリストになりました。ちなみにこの15曲の内、1曲は既にブログ記事にしています。それは「With You」で第8位になります。

このリストの選考基準は「私の中に占める存在の大きさ」です。他のことを色々書いていたのでこれでやっと2曲目ですが、残りの13曲についても少しずつブログに書いていこうと思います。プリンスのファンで、ベストアルバムに収録されている楽曲群だけでマイベストが作れるという人はまずいないと思いますが、私の場合も、ここに一部挙げた曲名からも想像が付く通り、一般的なプリンスのベスト曲とはかなりかけ離れた選曲になります。一般的な評価は無視して完全に主観的な基準で選んだので、なぜこういうリストになるのかという理由についてもいずれ書きたいと思います。


「The Morning Papers」は、マイテが関係する記事がいくつか続いたので取り上げることにしました。この曲は私のお気に入り曲の第6位で、1992年のアルバム「O(+> / Love Symbol」の4曲目に収録されています。世の中に恋愛の歌は数えきれないほどありますが、この曲の歌詞は私が最も好きな歌詞のひとつです。個人的に、この曲の歌詞は本当に美しいと思います。そしてこの曲では、プリンスはとにかく頑張ります。全てはマイテのために、自身がいかにマイテにとって相応わしい男であるかをアピールするために。この曲のプリンスは、まるで雄のクジャクが目一杯羽を広げて求愛しているかのように私には映ります。

この曲のプリンスのボーカルは地声中心です。プリンスの歌声は、ファルセットならいくらでも軽々と操れるかのように聴こえるのに対し、地声は頑張って出しているように聴こえることが多い気がするのですが、この曲ではその傾向を特に強く感じます。また、アルバム構成において、前の曲がファルセット中心で、かつ非常に洗練されている「Love 2 The 9's」という楽曲であるのも対照的です。また、プリンスは年齢を重ねるにつれ、徐々に声質が変化していきます。80年代の歌声には突き刺すような若く鋭い響きがあるのに対し、90年代以降は少しずつ鋭さが減って、若さが取れた感じになっていきます。この声質の変化がまたプリンスの一生懸命な感じを一層強めているように思います。

また、ミュージックビデオでもプリンスは頑張っています。曲の前にはフラミンゴやキリンやゾウが登場し、プリンスとマイテが動物園を散歩するシーンが入ります。プリンスが着ているのはパステルグリーンのプリンス服 (プリンスにしては控えめなデザインですが、プリンス服と呼ぶ以外に何と形容したら良いのか分からない服) です。当時は「へぇ、プリンスって動物園でデートをするんだ…」と何となく意外に思ったのを覚えています。

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ミュージックビデオのパフォーマンスでは、プリンスは最初ギターを背負いながらピアノに座り、歌い始めます。そして、ピアノの上に乗ってギターを弾き、胸をはだけ、ギターを放り投げ、聴衆に向かってダイブするなど、色んなことをします。そして随所にデートシーンが挿入され、二人は歌詞さながらに、夕日の沈む浜辺で散歩や追いかけっこをしたり、遊園地でメリーゴーラウンドに乗ったりします。また、途中バックでドッカーンと爆発が起きて火花が上がったりもします。しかもそれだけではありません。白いコートの下にプリンスが着ているのは、なんとネルシャツです。90年代初頭はグランジロックが流行し、ニルヴァーナが音楽シーンに衝撃を与えた時代です。プリンスはグランジというキャラじゃないのに、プリンス服を脱ぎ捨ててまでこんなシャツを着て… これも全てはマイテへのアピールのため… かどうかは分かりませんが、私の中ではそうなっています。

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ところで、このようなロマンチックな曲でこんなことを書くのもなんですが、ちょっと下世話な話をします。

歌詞で "Every schoolboy's fantasy she was / That's why he had 2 wait (少女は全男子生徒の憧れだったので、男は待たなければならなかった)" とありますが、どうやら本当にプリンスは時が熟すまで待ち続けたようです。プリンスがマイテと出会ったのはマイテがまだ16歳の時でしたが、二人が初めて肉体的に結ばれたのは1993年の2月、マイテが19歳の時なのだそうです。マイテはこの時をずっと待ち続け、その日はウインクしたスマイル顔付きで日記を書いたことをリンクのニュース記事で明かしています。

'A week or so later I wrote in bold in my journal: February 9, 1993 - not a virgin. And I drew a winkey smiley face,' writes Garcia. 'Patience pays off.'

この部分の歌詞は、私はずっと創作だと思っていました。アルバム8曲目の「I Wanna Melt With U」に、16歳の少女の純潔を奪って "What am I guilty of? Oh no! / 私は何の罪を犯したのか? オーノー!” という歌詞があるので、てっきり16歳の頃に出会ってすぐに…と思っていたのですが、それどころかアルバムがリリースされた1992年の時点でもまだそういう事はしていなかったことになります。これは本来であれば秘密の話で、プリンス本人からは絶対に出てこないような話ですが、当時のプリンスのマイテへの想いが偲ばれます。

ちなみに、上記リンクの記事では、プリンスはマイテの体重を厳しくチェックしていたことも書かれています。マイテは一度、少し体重が増えてしまった時に、ホイップクリームを食べているのをプリンスに見られ、その週のダンサーとしての給料を差し引かれてしまったことがあるそうです (笑)

He also kept a close watch over her weight, punishing her when after she gained a few pounds he saw her eating whipped cream.
'Twenty minutes later, the tour accountant came in and said "I'm so sorry I have to dock your pay this week."'


私はこの曲はスタジオバージョンの方が馴染みがあるのですが、YouTube にはリンクがないので、1993年2月に放送された The Arsenio Hall Show のライブパフォーマンスをリンクします。ボーカルの感じや崩し方などがスタジオバージョンとは少し違います。服装も違って、こちらはばっちりゴージャスめなプリンス服です。

He realized that she was new 2 love
Naive in every way
男は少女が恋愛をしたことがないのだと気付いた
全てが無垢でぎこちない

Every schoolboy's fantasy she was
That's why he had 2 wait
彼女は全男子生徒の憧れだった
そのため男は待たなければならなかった

If he poured his heart into a glass and offered it like wine
She could drink and be back in time 4 the morning papers
もし男がワインのように自分の心をグラスに注ぎ、捧げることができたなら
彼女はそれを飲み、朝の新聞に間に合うように家に帰れることだろう


They could take a walk down the ocean side
Make a wish on every wave
二人は海辺へ散歩に行き
波が寄せる度に願い事をしてもいい

They could find a carousel and ride
Or kiss in every cave
二人はメリーゴーラウンドを見つけて乗り
あるいは全ての洞窟で口づけをしてもいい

They could contemplate the entire universe
Or just one star
Or just how far was the walk 4 the morning papers?
二人は宇宙全体について思いを馳せてもいい
あるいはたった一つの星のことでも
あるいはただ朝の新聞までどれだけ歩くのかを考えたっていい


Why is age more than a number when it comes 2 love?
Should we ask the ones who speculate
When they don't know what it's made of?
なぜ愛において年齢は数字以上の意味を持つのだろう?
愛が何であるかも知らぬままに
思案にふける者たちにでも尋ねようか

Should we ask the moonlight on your face
Or the raindrops in your hair?
Or should we ask the man who wrote it there in the morning papers?
君の顔を照らす月明かりに尋ねたらいいのだろうか
あるいは君の髪に滴る雨の雫に尋ねようか
それとも朝の新聞にそう書いた男にでも尋ねようか

Should we ask the moonlight on your face
Or the raindrops in your hair?
Or should we ask the man who wrote it there in the morning papers?
君の顔を照らす月明かりに尋ねたらいいのだろうか
あるいは君の髪に滴る雨の雫に尋ねようか
それとも朝の新聞にそう書いた男にでも尋ねようか

Somebody help me sing it now
La, la, la, la, la, la
La, la, la, la, la, la
La, la, la, la, la, la, la

La, la, la, la, la, la
La, la, la, la, la, la
La, la, la, la, la, la, la

昨年以降、様々なエピソードや過去の TV 出演動画などを通して、以前は殆ど世に出ることがなかったプリンスの情報を知ることができるようになりました。中でも私にとって魅力的に映ったのは、プリンスのユーモアやイタズラ心です。

日本では、プリンスに対してはとにかくネガティブでひねくれた人物像が作り上げられてしまっているため、プリンスのユーモラスな一面は、これまでファンの間でもあまり認知されていなかったように思います。そんな歪められた人物像からは程遠いプリンスの姿に、「全然イメージと違うじゃないか!」と心の中で叫びたい思いです。

さて、そんなプリンスのユーモアで、「思いついても普通やる???」と思ったのが、1998年の Good Morning America の TV 出演です。このインタビューの冒頭では、NPG 名義でリリースしたアルバム「NewPower Soul」のプロモ用シングル「The One」にちなんで、プリンスは、マイテという伴侶を得て、自身の生活がどのように変わったかを語ります。

Kevin: I love the notion of "The One," because in my life I think I've found my "one" ...... and it is a wonderful feeling. What to you makes it different, to feel when you've found "the one"? How is it different feeling?
私は "The One" のアイデアをとても気に入っているんです。なぜなら私自身、人生の "The One" と思える人に出会えたので …… そしてその気分はとても素晴らしいものなんです。あなたの場合、"The One" との出会いを通じてどんな変化を実感しましたか? どのように感覚が変わりましたか?

o(+>: So many different things happen 2 u when u finally connect with your soul mate. U eat better ...
私もやっとソウルメイトと繋がることができましたが、沢山の変化が起こるものですね。より良い食生活をするようになりましたし…

Kevin: She cooks meals?
彼女 (マイテ) は料理もするんですか?

o(+>: Oh, yeah. U sleep more, u want 2 stay in the house a little more. I don't record as much as I used 2.
ええしますよ。それにより多くの睡眠を取るようになりましたし、より多くの時間を家で過ごすようになりました。また以前ほど多くはレコーディングをしなくなりました。

こうして和やかに番組は進みますが、会話の中頃に突然プリンスは突飛な行動に出ます。ジャケットのポケットに手を伸ばすと、包装もされていない裸のクラッカーを取り出し、番組中にそのクラッカーをそのままモグモグ食べ始めるのです。

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o(+>: I didn't have breakfast, sorry.
朝食を食べていないんです。失礼。

プリンスは、このネタをするために、わざわざ前フリで結婚を機に食生活が改善したことをアピールし、裸のクラッカーをポケットに忍ばせていたわけです。

この TV 出演のスクリプトと動画リンクは次の prince.org のスレッドに見つかります。ただし動画は映像が乱れており、確認できるのは殆ど音声のみです。

今回の記事はこれだけですが、本当になんて人なんだろう…と思いました。

1996年にプリンスが出演したオプラ・ウィンフリー・ショウで、結婚式と天使たちの話以外に印象に残ったシーンをいくつか抜粋します。

13:30〜

「Sex In The Summer」という曲では、マイテのお腹の中にいた頃の赤ちゃんの超音波心音がリズムの一部に使われている、というのはファンの間では知られていると思います。ここでは、プリンスがどうやって実際にそのビートを作ったかについて説明してくれています。また、プリンスは、初めてこの心音を聴いたときの感動を次のように語っています。

o(+>: I was pretty much speechless. It really grounds you, it makes you realize that things you thought wee important aren't really.
もう言葉が出なかったよ。意識が釘付けにされて、小さなものにしか思っていなかったものが、実は全くそうではないことに気付かされたんだ。

10:00〜

順番が前後しますが、オプラがのけぞって驚いています。これは「Do Me, Baby」の歌の中でプリンスが "Yeah Yeah Yeah Yeah" と叫び声を上げたためです。まあ間近でこれを体験したらこうなるだろうなと思います (著作権対応で演奏の音声は消されています)。また、10:20頃に、プリンスはスプリットをしています。

18:00〜

このインタビューの時点で、生まれた赤ちゃんには健康上の問題があることは知られていました。オプラがそのことで質問をすると、マイテはプリンスの反応を待つようにプリンスを見つめます。そしてプリンスはこう答えます。

o(+>: Well, our familiy exists. We're just beginning it.
僕ら家族は存在しているよ。まだ歩み始めたばかりなんだ。

事実は、この時既に赤ちゃんは亡くなっていました。嘘をつく選択はせず、思慮深く言葉を選んでの発言ですが、二人の心中は察するに余りあります。プリンスは、マイテの二度目の妊娠が流産に終わった後、再婚はしても子供をもうけることはありませんでした。この赤ちゃんは、それだけプリンスにとってかけがえのない存在だったのだと思います。

この後、プリンスは赤ちゃんのために用意した遊び部屋を少し見せてくれます。

23:10〜

オプラは「Horny Toad」、「Jerk Out」(曲の並び的に「Jack U Off」と言おうとしたのかな?と思います)、「Private Joy」、「Sex Shooter」、「Do It All Night」、「Do Me, Baby」といった過去の曲を挙げ、性的に大胆な曲を色々と書いてきたことについて後悔はないかとプリンスに質問します。これに似た発言は他のインタビューでも見つかると思いますが、プリンスはここでは次のように答えています。

Oprah: Do you ever regret anything?
過去を後悔することはある?

o(+>: No, because I think it's all part of the experience of life and growing. And it's gotten me to this place. You take one thing out of that and the structure falls, you know?
ないよ。だって全ては人生の経験と成長の一部だからね。全てが繋がって僕はこの場所にいるんだ。1ピースでも取り除いたら構築されたものは崩れてしまうんだ。

それにしても筆頭に B 面曲の「Horny Toad」を出すところからして、オプラの選曲はなかなか渋いです。

24:10〜

プリンスは、故郷のミネアポリスに住み続ける理由について次のように言います。

Oprah: Have you ever perceived yourself as being weird in any way? And you're living in Minneapolis of all places.
自分を変わった人だと思ったりはしない? よりによってミネアポリスなんて所に住んでいるし。

o(+>: Minneapolis, yeah. I will always live in Minneapolis.
ミネアポリスね、そうだね。僕はずっとミネアポリスに住み続けるよ。

Oprah: Right. Do you - you will alway live here? Why?
そう、ずっとここに住むつもりなのね。どうしてなの?

o(+>: It's so cold, it keeps the bad people out.
ここはとても寒いから、悪い人達が来ないんだ。

27:45〜

子供の頃、身長が低いためにからかわれたりはしなかったかと、ストレートにオプラが質問します。プリンスはそれは日常茶飯事だったと答えます。ちなみに、プリンスは後でこの身長ネタを自ら引っ張ります。

31:50〜

プリンスはピアノに座って「Purple Rain」など曲を少し演奏してくれます。また、初めて弾けるようになった曲は覚えてる?と尋ねられると、プリンスは笑みを浮かべてバットマンのテーマ曲を弾き出します。

プリンスのエピソードに、7歳の頃、離婚で家を出た父親が残したピアノを触るようになり、最初に弾けるようになった曲の一つがバットマンのテーマ曲だった、というのがあります。それを実演してくれた形になります。

33:30〜

ワーナー・ブラザーズとの関係、"Slave (奴隷)"、当時リリースしたばかりのアルバム「Emancipation」の話です。

途中、精神的な意味で、"It sounds like you've grown (成長したみたい)" と言われ、プリンスは既に終わった身長ネタを引っ張り、立ち上がって "I'm pretty much the same size (いや、僕のサイズは変わってないよ)" と自虐的な冗談を言います。愛らしい振舞いだなあ……と思います。

また、プリンスは感極まったように声を震わせて "I love you, man" とおどけて見せ、ワーナーには感謝していると言います。いつの日かワーナーとは仲直りするかもしれないことを示唆するような言動ですが、実際、プリンスは2014年にワーナーと再契約しました。

また、プリンスは最後に、アルバム「Emancipation」から何を感じ取ってほしいかについてコメントしています。プリンスの音楽というと、とにかくやたら批評家のようなひねくれた態度で評価されてしまう傾向がありますが、このアルバムはそういう次元だけで捉えるのではなく、プリンスという一人のアーティストの喜びが最も強く反映された作品だ、ということも頭の片隅に置いておきたいものです。

Oprah: (Narration) What a gentle, sweet man. Wonderful soul, he is. In 1992 Prince - he was Prince then - signed a $100-million contract with Warner Bros. Records, the biggest deal in the industry. But their deal turned into a public feud over who would have the control. In protest of that contract, The Artist scrawled the word 'Slave' on his face. You all remember this phase.
(ナレーション) 何て穏やかで素敵な人なのでしょう。彼は素晴らしい人物です。さて、1992年にプリンスは - 彼は当時はプリンスという名前でしたが - ワーナーレコードと1億ドルの契約を結びます。業界史上最高額の契約でした。しかし、その契約は、誰がコントロールを握るのかという問題から公の抗争へと発展しました。契約への抗議として、一時期ジ・アーティストが頬に 'Slave' の文字を描いていたことは皆さんも覚えておいでだと思います。



Oprah: All those years before -- all those years -- times you were walking around with 'Slave' on the side of your face, what was that all about?
頬に 'Slave' と描いて表に出ていたあの時期は、いったい何が目的だったのかしら?

o(+>: To clarify that so many people don't get the wrong impression, I never meant to be compared to any slave in the past. Or any slave in the future. The slavery that I had undergone was in my mind and - as well as the business that I was in. We inked a $100-million deal with Warner Bros, and that turned out to be a little less than desirable.
誤った印象を持たれないようにはっきりさせておくけれども、あれは過去の歴史上の奴隷と比べてやったことではないんだ。あるいは未来に生じうる奴隷に対してもね。僕が言う奴隷状態というのは僕が心理的に経験したもので、それに僕に関わるビジネスのことでもあって。僕とワーナー・ブラザーズは1億ドルの契約をしたんだけど、それが僕にとって望ましいものではないことが後から分かったんだ。

Oprah: A hundred million dollars did? The whole deal... What all that meant?
1億ドルもの契約が? その契約…それは、どういう意味で?

o(+>: Yeah. It's like I was saying before, you - you can go in to record, you can go in to do some form of art, and if you - you have any sort of chains on you, it's not going to come out as cool as it could be.
そうだね。前に言った通り、レコーディングや何がしかのアートをする時に、もし鎖で繋がれた状態ならば、それがどんな鎖だったとしても、それでは最良のものを作り出すことはできないんだ。

Oprah: So you felt, as an artist, enslaved?
それは、アーティストとして、奴隷化されてしまっていると感じたということ?

o(+>: Yes.
うん、そうだね。

Oprah:: Mm-hmm. It sounds like you've grown.
なるほどね。あなたは成長したように見えるわ。

o(+>: (Standing up) No, I'm pretty much the same size.
(立ち上がって) いや、僕の背は変わってないよ。

Oprah: You know.
そうじゃなくてね。

o(+>: Yeah. I - I really do feel I have, inside.
そうだね、本当にそう感じるよ。内面的にね。

Oprah: Do you think that it would have happened to you had you not been enslaved?
奴隷化されたという経験をしなくても同じことが起こったと思う?

o(+>: Oh, no. Absolutely not. And you know, some days I want to just call up the folks at Warner Bros. And just. 'I love you, man.' Yeah, just...
いや。決して起こらなかったと思う。だからほら、いつの日かワーナー・ブラザーズに電話するかもしれないね。(感激で声を震わせて) '愛してるぜ' ってね。

Oprah: Because?
それはどうして?

o(+>: Of the journey, and they're are part of the experience. I'm thankful to them for giving me the opportunity to be here talking to you, you know? This record is really important for me because it's the first time that I've recorded an album, a complete album, in a state of complete freedom.
人生の道のりにおいて、ワーナーは僕の経験の一部だからね。こうやって今機会を得て話をすることができるのもワーナーのおかげだし、感謝しているんだ。そして、これは全てに渡って完全に自由な状態でレコーディングすることができた初めてのアルバムだから、僕にとってこのアルバムはとても重要なものなんだ。

Oprah: Will we feel the emancipation?
私たちもそのエマンシペーション (解放) を感じ取ることができるかしら?

o(+>: Yeah, I think so. What you have to understand is I play most of the instruments myself. So when I go in to do the guitar track, this is a happy, free man recording.
勿論そう思うよ。分かってほしいのは、殆どの楽器は僕自身が演奏しているっていうことなんだ。だから例えば僕がギタートラックをやったなら、それは自由で幸せな人間がレコーディングしたものだというのを感じ取ってほしいんだ

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