OneH

主にトレーニングとダイエットのブログ。それとプリンス。

先日リリースされた「Originals」から「Sex Shooter」を取り上げようと思ったのですが、個人的にはそれだけでは片手落ち感が拭えないため、先に2曲「Vibrator」と「G-Spot」を取り上げることにします。どちらも Vanity 6 のセカンドアルバムのために1983年に書かれた曲ですが、ヴァニティがグループから脱退しアポロニアに入れ替わったことでプロジェクトが立ち消えとなり、これらは保管庫行きとなりました。

「Vibrator」はキュートでポップで可笑しくて秀逸な曲でありながら、未だリリースはされていません。とはいえ、これがリリースされる日は来るのか? という気もします。ただし、この曲のヴァニティの喘ぎ声は1994年のアルバム「Come」の「Orgasm」など、後のオフィシャルの作品で使われています。

「G-Spot」は打って変わってネットリとファンキーな曲で、ヴァニティのバージョンは未リリースですが、ジル・ジョーンズのボーカルバージョンが1987年の彼女のセルフタイトルアルバムでリリースされています。

それぞれの曲を以下に和訳します。もしヴァニティがプロジェクトを降りなかったら、「Purple Rain」はかなり雰囲気の異なる映画になっていたはずです。私達はきっと違う歴史を見ることになったでしょう。

Vibrator

この曲は何と言っても途中で入るおしゃべりが最高です。ヴァニティはお気に入りのボディマッサージ器で楽しんでいたところ、電池が切れてしまいます。そこで最初ジル・ジョーンズのお店に電池を買いに行くのですが、危うくボディマッサージ器を使われそうになってしまい、店を出ます。別のお店を訪れたヴァニティは、プリンス扮するダミ声の女性店員にブツクサ言われながらも電池を入れ換えてもらいます。そしてヴァニティは喜んで家に帰り、めでたく……となります。

※ この曲を人前で聴くときはご注意ください。



Is it my imagination
Or are U with the boys again?
U used 2 take me with U
I used 2 be your best friend
When U finally come home
Your car ain't got no gasoline
That's OK, baby
Cuz my new love treats me like a queen
Eat your heart out
これは私の空想かしら?
それともあなたはまた男友達と一緒なの?
前は私を連れてってくれたのに
前は私があなたの一番の友達だったのに
やっと家に帰って来たと思ったら
あなたの車はもうガソリン切れなのね
だけどもういいの
新しい恋人が私を女王様のように扱ってくれるから
ざまあないわね

CHORUS:
Vibrator makes me feel so good
Vibrator - don't U wish U could?
Vibrator - his patience can't be beat
Vibrator - I guess U could say that U're obsolete
Ha ha ha ha ha ha
バイブレーター - 私をとっても気持ち良くしてくれる
バイブレーター - あなたもできたらって思わない?
バイブレーター - 彼の忍耐力は誰にも負けないわ
バイブレーター - さしずめあなたは用済みね
ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ

It must be my imagination
Cuz I know I didn't hear U laugh
U'd be surprised what I do when U're through
Taking your macho bath
Uncharted waters sailed with ease
Land is always in sight
But with U it's always abandon ship (abandon ship)
And we didn't even get away from the dock 2night
Eat your heart out
これは私の空想に違いないわ
あなたの笑い声が聞こえなかったもの
あなたがマッチョなお風呂は済ませたら
私のすることに驚くでしょうね
未知の海域もスイスイ進むわ
陸地だって常に見えているの
でもあなたと一緒だといつだって船は難破よ
今夜なんて港から出ることすら叶わなかったわ
ざまあないわね

CHORUS
Vibrator makes me feel so good
Vibrator - don't U wish U could?
Vibrator - his patience can't be beat
Vibrator - I guess U could say that U're obsolete
Ha ha ha ha ha ha
バイブレーター - 私をとっても気持ち良くしてくれる
バイブレーター - あなたもできたらって思わない?
バイブレーター - 彼の忍耐力は誰にも負けないわ
バイブレーター - さしずめあなたは用済みね
ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ

Is it my imagination
Are U with the boys again?
U used 2 take me with U
I used 2 be your best friend
But now I'm just a plaything
Your ego-feeding female sex machine
Well U can take a hike, mister
Cuz U're the poorest excuse 4 a man I've ever seen!
Eat your heart out, sucker!
これは私の空想かしら?
それともあなたはまた男友達と一緒なの?
前は私を連れてってくれたのに
前は私が一番の友達だったのに
でも今は私はただ弄ばれるだけ
あなたのエゴを満たす女性セックスマシーン
もうあなたは出てっていいわ
だってあなたって見たこともないくらいお粗末な男
ざまあないったらありゃしないわ、このおたんこなす!

CHORUS
Vibrator makes me feel so good
Vibrator - don't U wish U could?
Vibrator - his patience can't be beat
Vibrator - I guess U could say that U're obsolete
Ha ha ha ha ha ha
バイブレーター - 私をとっても気持ち良くしてくれる
バイブレーター - あなたもできたらって思わない?
バイブレーター - 彼の忍耐力は誰にも負けないわ
バイブレーター - さしずめあなたは用済みね
ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ

Vibrator makes me feel so good
Vibrator makes me feel so good
バイブレーター - 私をとっても気持ち良くしてくれるの
バイブレーター - 私をとっても気持ち良くしてくれるの

Uh oh, oh no!
Please don't die on me no
あ、ちょ、ちょっと、だめ!
お願いよ、まだなのに止まらないでよ、もう

(Vibrator) {repeat in BG}
(バイブレーター) {繰り返し}

- May I help U?
Yes, I was wondering if U had batteries 4 my bo...
- Oh my God!
- Look at the size of that thing!
- Where did U get this?
Look, U got batteries or not?
- Oh sure, we have batteries
- They're in the storage room
- Tell U what
- I'll just take this downstairs and put them in myself
No, I'll tell U what, U and your rubber glove can go downstairs
And I'll take my business elsewheres
Now gimme this! Jeez!
- ご用は何かしら
ええ、ちょっと電池を探しているの、私のボ・・・
- キャー何コレ!
- なんておっきなサイズなの!
- 一体どこで手に入れたのよ?
いいから電池は売ってるの? 売ってないの?
- ええもちろん電池ならあるわよ
- でも在庫を下まで取りに行かなきゃいけないの
- そうだわ、私がそれを預ってあげる
- そしてあなたの代わりに電池を入れてくるわよ
いいえ、あなたとそのゴム手袋は下にお行きなさい
私は別の所にお願いしに行くわ
返してよ! 全く!

- Well, what do U want?
Goodness!
- Goodness, nothing!
- Baby, I'm busy
- What do U want?!!
Do have any batteries that will fit my body massager?
- Body massager? Please!
Right, U see my back's been acting up lately and...
- Yeah, my back's been acting up 2
- In fact, it acts up every time my boyfriend leaves
No, really, my back...
- Save it honey, put it in the bank
- I know what's happening
- Here, these oughta work
Yeah, yeah, that'll work
Thank U!
- Yeah, yeah, go on, get outta here!
Thank U so much, thank U!
- Yeah, so get..
- Body mas.. please!
- 何よ、何が欲しいのよ?
あらまあ!
- あらまあとは何よ! アタシは忙しいのよ
- 何が欲しいのよ?
私のボディマッサージ器に合う電池はないかしら?
- ボディマッサージ器ですって? 全く!
そうなの、最近腰にきちゃってしかたがなくて・・・
- あら奇遇ね、アタシも腰にきまくっちゃってるのよ
- 実際アタシのカレが帰った後は毎回腰にきちゃうのよ
いえ、その、私の腰は・・・
- いいからアタシに寄こしなさいよ
- 何に使ってるかなんてアタシには見え見えなんだから
- ほら、これで動くわよ
ええ、ええ、これでまた動くのね
どうもありがとう!
- はいはい、さっさとお行き!
どうもありがとう、ありがとね!
- はいはい・・
ボディマッサージ・・・全く!

(Vibrator) {repeats in BG}
(バイブレーター) {繰り返し}

G-spot, g-spot, where, oh where..
Gスポット、Gスポット、どこなの、どこに・・・

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
Ready or not, here I come
Oh yeah
Oh, here I come
Oh yeah
Here I.. here I.. here I come!
Now!
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
まだって言っても、もう行くわよ
ああ、もう、もう・・・
・・・

G-Spot

プリンスがボーカルのバージョンです。「Vibrator」からメドレーのように繋がって始まります。当時プリンスはこの曲でよくジャムをしていたのだそうで、このバージョンでも終盤少しジャム展開になって、プリンスは "Maceo, blow your horn" などとジェームス・ブラウンの「Mother Popcorn」のセリフを言います。

ジル・ジョーンズのバージョンです。


"F" is 4 frustration
I'm looking 4 what isn't really there
"I" is instigation
I'm listening 2 the voice beneath my hair
"N" is 4 the naked body
And 4 what my naked eye can see
「F」は欲求不満
私はそこにはないものを探し求めている
「I」は煽動
私は自分の髪の下の声を聴いている
「N」は裸体
そしてそれは私の裸の目に見えるもの

CHORUS:
G-spot, G-spot
Where, oh where can U be?
Gスポット、Gスポット
どこなの、あなたはどこにいるの?

"A" is 4 America
And 4 the things U read in magazines
"L" is 4 location
I am a clock, the time is 9:15
"L" is 4 the lust we share
We want 2 know that infamous pleasure
「A」はアメリカ
そしてそれは雑誌を開けば書いてあるもの
「L」はロケーション
私は時計、時間は9時15分
「L」は私達が共有する欲望
私達が知りたいのはあの破廉恥な悦び

CHORUS
G-spot, G-spot
Where, oh where can U be?
Gスポット、Gスポット
どこなの、あなたはどこにいるの?

"Y" is 4 my yearning
I'm burning into mystery
「Y」は私の切望
私は迷宮へと焼け付いてゆく

CHORUS
G-spot, G-spot
Where, oh where can U be?
Gスポット、Gスポット
どこなの、あなたはどこにいるの?

G-spot {x3}

Ooh yeah
Yeah, yeah
Oh, oh Lord

Maceo, blow your horn
I don't want no trash
Gimme some of that
Popcorn
メイシオ、ホーンを吹いてくれ
ショボいのは要らないぜ
やってくれよ
ポップコーン

Oh God [x3]

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6月21日に一般発売になった「Originals」のファーストインプレッション的なレビューです。

この作品については既に様々なレビューがあります。

YouTube のプレイリストです。リリースされたばかりのプリンスの作品が YouTube で聴けるというのは、ありがたくもありつつ何とも不思議です。

作品全般について

「Originals」は一般的な音楽作品とは異なる位置付けのアルバムです。鑑賞するにあたって、この作品に特徴的な点を三つ挙げておきます。

まず一点目の特徴は、この作品は試作品/プロトタイプ/デモを寄せ集めた未完成品ではない、ということです。そして、これは「作者が自分で歌ってみた」的ないわゆるセルフカバーとも全く違います。これはプリンスが他人に渡した提供曲に対し、プリンス本人がガイドボーカルを入れたものであり、プリンス本人による手本が示された完成品と呼べる作品です。

また、これに関連してプリンスの未発表音源全般に言えることがあります。プリンスの作品では、未発表音源と既発音源との間に、音楽的な完成度に明確な差異は存在しません。プリンスは演奏もボーカルも基本的に一発録りで済ませてしまうので、例えば「Sign O' The Times」のようなアルバムの核となる重要曲であっても、作詞・作曲・録音・ミックスの全てを僅か1日で終わらせるといった芸当をやってのけます。また、完成した曲が発表されるか保管庫行きになるかの判断基準には、歌詞の妥当性が大きく関わっていたため、一般のアーティストのように未発表音源だから音楽的なクオリティが劣る、ということも当てはまりません。

二点目の特徴は、他人への提供曲集であるという性格上、プリンスは歌い手に合わせたボーカルパフォーマンスを見せていることです。全体的に抑え気味に曲が作られており、全曲を通してプリンスは自身本来の 100% のボーカルを見せることはありません。つまり、イントロなどで奇声を発することも、要所で金切り声を上げて叫び出すこともありません。過去にこのようなコンセプトの作品はなかったため、これはちょっと珍しい感覚です。唯一「Nothing Compares 2 U」は他とは違う雰囲気がありますがこの曲は例外です。

しかし、だからといって、この作品のプリンスのボーカルパフォーマンスに魅力がないということは全くありません。プリンスのモーリスのためのガイドボーカルが世に出たのはこれが初めてだと思いますし、プリンスのボーカルに関して、他にもこれまで知られていなかった様々な新たなサプライズがあるのが本作品です。

ちなみに、私はこの作品を聴いて「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」のコラ画像を思い出しました。

mou-zenbu-aitsu-hitori-de-iinja-naikana

三点目の特徴は、プリンスに馴染みのない人には驚きかもしれませんが、音質の悪さです (苦笑)。特に1980年代のプリンスの音源は、正規の作品でさえも一般的な商業レベルの音楽作品と比べて音質が劣っている傾向があります。また、「Originals」に関しては最終リリースまでにもう少し手が加えられている曲もあるため、ぱっと聴いた感じ、やはりデモレベルの作品ではないかという印象を受けるかもしれません。ただし、この点に関しては、視点を変えて鑑賞してほしいところです。

プリンスの音楽制作において何よりも優先されるべきことは、火山から流れ出る溶岩のようにとめどなく溢れるアイデアを形に残すことでした。スーザン・ロジャースがどこかで似た話をしていたように思いますが、エンジニアは溢れ出る溶岩を取りこぼさないようにフライパンを持って走り回るのに精一杯で、音質は二の次にするほかなかったのです。プリンスは、芸術作品で最も大切なのはアイデアである、というスタンスで作品を作り続けました。

この作品を聴いて、曲によっては音質の劣悪さにガッカリすることもあるかもしれません。しかしそれよりも、プリンスのアイデアに触れる愉しさを感じながらこの作品を聴いてほしいと思います。それがこの作品のみならず、プリンスの作品を観賞するうえで最も大切なことなのですから。

各曲のファーストインプレッション

基本的に曲そのものに対するレビューは割愛して、各曲をとりあえず聴いてみての簡単な所感を書くのみにします。

1. Sex Shooter - Apollonia 6

プリンスのボーカルのメロディラインは、アポロニアのとは少し違います。実は元々はこの曲はこんなにポップでキュートではなく、ヴァニティ向けに作られた少しダークな曲でした。また、シンガーではないアポロニアはボーカルの録音に大変苦労したらしいです。ボーカルのメロディラインの違いはそんな経緯から来ているのかもしれません。結果的には曲は上手く改変されて、アポロニアにぴったりのキュートな曲になりました。この曲はもっと掘り下げられるべきなので、別途ブログ記事を書きたいと思います。

2. Jungle Love - The Time

"Sombody bring me a mirror ... Check it out!"

モーリス・デイのためのプリンスのガイドボーカルが世に出たのは、ひょっとしてこれが初めてだったりするのでしょうか? 過去から世に知られているものでは「Chocolate」などもありますが、あれはモーリス・デイへのガイドボーカルとは声が違いますし。

3. Manic Monday - Bangles

これまでは、聴いていると耳がショボショボしてくるアポロニアのバージョンが知られていたため、実際に聴くまでは少し不安もあったのですが、懸念は払拭されました。とても素敵な曲です。いや、アポロニアのバージョンも私は好きなのですが。

また、この曲には他にもうひとつ大きな懸案事項がありました。それは、「プリンスは、夢の中で、イタリアの青く澄んだせせらぎのほとりで、ヴァレンティノとキスをするのだろうか?」ということです。それで結果は……はい。してました。ただし、展開のブリッジ部でヒモの恋人からベッドに戻って続きをしようと懇願されるところでは、プリンスはさすがに男女を入れ替えて歌っています。

それにしても、改めて「Manic Monday」はとても素敵な曲だと実感します。

4. Noon Rendezvous - Sheila E.

贅沢。

贅沢だなあと思います。シンプルな曲で、それも自分用の曲ではないため、同じようにシンプルだけど誰にも真似のできない異常なボーカルパフォーマンスがある「The Most Beautiful Girl In The World」のような展開にはなりません。プリンスのボーカルはひたすらシンプルに聴かせます。それなのにとても満ち足りた気持ちになります。個人的に、このアルバムで一番の贅沢を感じる曲です。

5. Make-Up - Vanity 6

過去の Vanity 6 のレビューで「2分30秒ほどの短い曲なのに、丸々通して聴くと時間を損した気分になる」と評した曲です。ところがこのプリンスのバージョンときたら一体何なのでしょう? なぜこんなに印象が違うのか……物凄くかっこいいです。

6. 100 MPH - Mazarti

この曲は何だかブートを聴いている気分になります。ですがオフィシャルなんですね。

7. You're My Love - Kenney Rogers

かつて YouTube でプリンスを聴くことができなかった時代、私はプリンスの代わりにこの曲を聴くことで癒しを得ていました。今回のリリースで私が最も待ち望んでいた曲です。

そして、その中身は全くの予想外でした。というか、これを予想できた人は誰もいないでしょう。今までこんなプリンスがこんな声を出して歌った曲などなかったのですから。私は6月7日のトークイベントでこのバージョンの初体験をしました。私は戸惑うことしかできませんでしたが、壇上の Takki さんが声を出さずに爆笑されていたのが印象的でした。

この曲についてはいずれブログ記事を書きます。

8. Holly Rock - Sheila E.

「ああ、これはプリンスの曲ではないんだな」と最も強く感じた曲です。例えば「Cindy C」と聴き比べると、プリンスのボーカルパフォーマンスの違いは歴然としています。そうは言っても、もちろん「Holly Rock」も良い曲であることに変わりはありません。

9. Baby, You're A Trip - Jill Jones

ジル・ジョーンズのアルバムの最初に披露されるあのボーカル、あれはジルのアドリブではなく、プリンスのコピーだったんですね。個人的に、この曲の最後はかなりのサプライズでした。

10. The Glamorous Life - Sheila E.

シーラ・Eの代表曲ですが、人によっては石川秀美の「もっと接近しましょ」を思い浮かべるかもしれません。私は子供時代、ファミコンの「ぺんぎんくん WARS」の BGM としてこの曲に慣れ親しみました。私にとっては、プリンスとは知らずに一番最初に聴いていたプリンスの曲、ということになるのかもしれません。

11. Gigolos Get Lonely Too - The Time

モーリス・デイのボーカル曲、二つ目です。こうなると The Time のアルバム全曲プリンスのボーカルで聴きたくなります。

12. Love... Thy Will Be Done - Martika

前もってブログ記事を書いていた曲です。この世で最も美しい歌詞を持つ曲のひとつだと思います。

13. Dear Michaelangelo - Sheila E.

どういう経緯でこの曲が選ばれたのでしょう。選曲者がこの曲が好きだったのでしょうか。

14. Wouldn't You Love To Love Me? - Taja Sevelle

素敵な曲です。私は個人的には1978年の、2度目の録音のバージョンが好きです。というか今まで殆どそれしか聴いたことがなく、今回のとてもポップなバージョンには慣れるのにもう少し時間がかかりそうです。

15. Nothing Compares 2 U

今回の「Originals」というコンセプトのアルバムにこれほど相応わしい曲はありません。これまでの14曲は全て他人のために書かれた曲でした。そしてこの曲も表面上は The Family プロジェクトの曲ということになっています。しかし、それはパーソナルな曲の内容を悟られぬための隠れ蓑で、本来はプリンスの元に収まるべき曲であったと思います。それがやっとプリンスの作品に収録されることになりました。プリンスは1993年の「The Hits」で、この曲を感情を隠したような異なるテイストのライブバージョンでオフィシャルリリースしてはいますが、オリジナルのスタジオバージョンはやはり特別な作品です。

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「Martika's Kitchen」は、1991年にリリースされたマルティカの同名アルバムのタイトルトラックです。「Love... Thy Will Be Done」も収録されている、6月21日にリリースされたばかりの「Originals」のファーストインプレッションも書き残しておきたいのですが、その前にこの曲を和訳しておきます。ちなみに前回の「Love... Thy Will Be Done 追記 〜Graffiti Bridge を添えて〜」が料理名風の記事タイトルなのは、この曲を意識しながら書いたためです。

「Originals」を聴いても分かる通り、プリンスの他人への提供曲には、基本的に歌い手に合わせた配慮が施されています。「Originals」には歌いやすさを優先してボーカルパフォーマンスが抑え気味になっている曲が多いのですが、その点「Martika's Kitchen」は歌唱力のあるマルティカのために作られただけあって、プリンスのガイドボーカルにも躍動感があるのが嬉しいです。もしこれが「Vanity's Kitchen」だったら絶対にこんな風な曲にはなっていなかったことでしょう。「Vanity's Kitchen」……ちょっと聴いてみたい気もしますけど。

マルティカバージョンのミュージックビデオです。最初のリズムで「ガン!」と音が鳴るところ、マルティカが勢いよく窓の扉を開けすぎて壁に「ガン!」とぶつけてしまう演出がされているのが可愛らしいです。


Whoo
Here we go
The table's set, baby
Whoo, uh, here we go
My oven is hot
Hot
フー
いくわよ
テーブルの準備はできてるわ
フー、いくわよ
私のオーブンはもうアツアツだわ

Come on, get some in Martika's kitchen, baby
U bring the noise and I'll bring the smile
It's been so long since U've been down 2 the kitchen, baby
My desire's runnin' longer than a country mile
ねえちょっと食べに来て、マルティカのキッチンに
あなたはノイズを持ってきて、私は笑顔を用意するわ
あなたがキッチンに来てからずいぶん経ってるわね
私の願望はずいぶん長い距離を走り続けてる

So true U can make all my wishes
So real U can make all my dreams
And if U're good, baby, I'll even let U break the dishes
Come on, get some, get some, get some
In Martika's kitchen, baby
Ooh, I'm talkin' about the kitchen
本当に本当ね、あなたは私の願いを全部叶えてくれる
本当に現実ね、あなたは私の夢を全部叶えてくれる
あなたが良かったら、お皿くらい割ったって構いやしないわ
ねえちょっと、ちょっと、ちょっと食べに来て
マルティカのキッチンに

Don't U just love springtime in the city?
Ba-ba-boom box kick-kick-kickin' out the latest jam
J boys dancin' 4 all the girls lookin' so pretty
Love is in the air, inhibition be damned
この街の春って素敵だと思わない?
ラジカセが最新のジャムをガンガン鳴らせば
Jボーイはカワイ娘ちゃん達のために踊ってる
愛の空気が漂ってるわ、抑圧なんてくたばっちゃえ

So true U can make all my wishes
So real U can make all my dreams
And if U're good, baby, I'll even let U break the dishes
Come on, get some, get some, get some
In Martika's kitchen, baby
Oh
Yeah
本当に本当ね、あなたは私の願いを全部叶えてくれる
本当に現実ね、あなたは私の夢を全部叶えてくれる
あなたが良かったら、お皿くらい割ったって構いやしないわ
ねえちょっと、ちょっと、ちょっと食べに来て
マルティカのキッチンに

The table is set, the oven is hot
Baby, when we get started we won't ever stop
Come on, get some
Get, get, get some
U can make all my wishes
テーブルの準備は出来たわ、オーブンもアツアツ
いったん始まったら止まらないわよ
ねえちょっと
ちょっと、ちょっと、ちょっと食べに来て
あなたは私の願いを全部叶えてくれるの

Come on, baby, let me hear U say U're wid it
Come on, sweetie, if U're good I'll let U get it
I don't care, I've got the chair if U think your butt'll fit it
U turn me all the way up, I admit it
ねえ、あなたはイカしてるって自分で言ってほしいの
ねえ、あなたが良かったらあなたにあげるわ
ぴったりハマると思うなら、私の椅子に座らせてあげる
あなたは私をてっぺんまで痺れさせるの

Come on, get some in Martika's kitchen, baby
U bring the noise and I'll bring the smile
It's been so long since U've been down 2 the kitchen, baby
My desire's runnin' longer than a country mile
So T-R-U-E, true
ねえちょっと食べに来て、マルティカのキッチンに
あなたはノイズを持ってきて、私は笑顔を用意するわ
あなたがキッチンに来てからずいぶん経ってるわね
私の願望はずいぶん長い距離を走り続けてる
本当にホ・ン・トに本当よ

The table is set, the oven is hot
Baby, when we get started we won't ever stop
テーブルの準備は出来たわ、オーブンもアツアツ
いったん始まったら止まらないわよ

Come on, get some in Martika's kitchen, baby
U bring the noise, I'll bring the smile
ねえちょっと食べに来て、マルティカのキッチンに
あなたはノイズを持ってきて、私は笑顔を用意するわ

So true U can make all my wishes
So real U can make all my dreams
And if U're good, baby, I'll even let U break the dishes
Come on, get some, get some, get some
In Martika's kitchen, baby
Whoo (U can make all my wishes)
The kitchen, baby, whoo (U can make all my dreams)
The kitchen, baby, whoo (I'll even let U break the dishes)
Martika's kitchen, baby, whoo (C'mon, get some...)
In Martika's kitchen, baby (Ow)
In Martika's kitchen, baby
本当に本当ね、あなたは私の願いを全部叶えてくれる
本当に現実ね、あなたは私の夢を全部叶えてくれる
あなたが素敵なら、お皿くらい割ったって構いやしないわ
ねえちょっと、ちょっと、ちょっと食べに来て
マルティカのキッチンに

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