OneH

主にトレーニングとダイエットのブログ。それとプリンス。

2004年の「Musicology」の曲を続けるつもりでしたが、脱線して1989年の B-side 曲である「Sex」を取り上げることにします。「タン、タン、タン、タンタン」というシンセのリフが「Musicology」に収録されている「Illusion, Coma, Pimp & Circumstance」にちょっと似ています。また、これは「The Hits / The B-Sides」に収録されていないため、見落とされやすい曲かもしれません。

思えば去年の今頃は、私のような者が分をわきまえずプリンスについてあれこれ書くなんて一生ないことだと思っていました。日本にプリンスを語る人があまりいないので厚顔無恥を承知でつらつらと書いている次第ですが、色々書き出すと、まあ必然的にこういう曲も取り上げることになります。


ところで、「プリンスが肩の力を脱いて作ったアルバムは?」と聞かれたら、真っ先に思い付くのはどの作品でしょうか?

古くからのファンであれば、この問いに10人中10人が「Batman」と即答するのではないかと思います。1989年のヒットアルバム「Batman」は、それくらい頻繁に「肩の力を脱いた」といった言葉とセットで評されます。基本的にこれは好意的な表現ですが、それと併せて、プリンスの作品としてはどこか物足りない、という意味も込められています。

このように、見方によっては物足りなく感じるアルバム「Batman」ですが、その B-side 曲群は小粒ながらどれも冴えた出来であり、アルバムの世界に奥行きを与える格好になっています。アルバム「Batman」が TV ゲームの表ステージだとすると、さしずめ B-side はひとクセあるボーナスステージ・裏ステージといった感じです。「Batman」の B-side では次の4曲が発表されています。

200 Balloons (1989年録音、B-Side of Bat Dance)
映画の脚本からインスパイアされたと思われるものの、映画では使われず、アルバムにも入らなかった曲です。映画でこれに相当するシーンには「Trust」が使われています。B-side に押し込められてしまっていますが、個人的にはとても映画「バットマン」を感じる楽しい曲です。
Feel U Up (1986年録音、B-side of Partyman)
未リリースプロジェクト「Camille」からの蔵出しです。
I Love U In Me (1989年録音、B-side of The Arms Of Orion)
綺麗な曲でありながら、歌詞が官能的すぎるために B-Side になってしまったような曲です。
Sex (1989年録音、B-side of Scandalous)
今回取り上げる曲です。この中で唯一「The Hits / The B-Sides」に収録されていません。

「Sex」は、プリンスらしい才気溢れるフックが様々に散りばめられていて、耳に残りやすい曲です。歌詞についてはひとまず置いといて、あまり考えずにとりあえず聴いて楽しめ、というタイプの曲だと思います。

そして歌詞はというと…昔は「う〜ん、ちょっと…」と思っていましたが、失なって気付く淋しさというか…今となっては「うん、プリンスなら OK」という感じです。後半の掛け合いの女性パートもプリンスがやっており、演奏もすべてプリンスで、1人録音で仕上げられた曲です。

  • "The 80s are over and the time has come" - 80年代は終わり新しい時代が訪れた
    こう歌っておきながら、サウンド的にはかなり80年代のヴァイブを感じるのがちょっと可笑しいです。
  • "Monogamy and trust is what I'm talking 'bout" - それは一夫一婦婚と信頼ということ
    一応これが歌のベースになるアイデアで、ふしだらな生き方は終わりにして、一人の恋人を大切にしようという内容です。
  • "S is 4 scandalous" - S はスキャンダラスの S
    Scandalous の B-side ということから着想した曲なのだろうな、という歌詞です。
  • "I'll climb a thousand trees if I have 2" - 必要ならば私は千本の木々に登ってみせる
    ちょっと変わった表現なせいか、個人的にはなぜか漫画「男塾」をイメージしてしまいます。画像は男塾に登場する巌娜亜羅十六僧・三宝聖の一人、猿宝です。猿宝は、男塾・三面拳の一人である雷電との闘いの中で、2本の長い鉄柱を設置し、それを支柱として、頭上から優れた体術を駆使した攻撃を仕掛けます。猿宝は、次の (私にとっては) 印象深い言葉を残しています。
    「本来ならば 山林竹林にあってこそ その妙 真価を発揮する技なれど………この平地では これで十分でごじゃる!!」
    prince-sex-otokojuku-empo
    …全然プリンスと関係なくてすみません。
  • "One lover - Sex / Two lovers - Death" - 一人の恋人 - セックス / 二人の恋人 - 死
    これは…エイズの社会問題など色々背景があったのかもしれませんが、他に韻を踏む言葉ってなかったのかな?とちょっと思います (苦笑)

So my name is Endorphin
私の名はエンドルフィン
I can make U happy, U see
貴方に幸福を与えられる者
I come from Planet Venus and I'll take U there
私は金星より訪れ、貴方を連れてゆく
U can be my ecstasy
貴方は私の喜悦となる

The 80s are over and the time has come
80年代は終わり新しい時代が訪れた
4 a new proclamation of love and fun
愛と愉しみを新たに宣言する時代
Monogamy and trust is what I'm talkin' 'bout
それは一夫一婦婚と信頼ということ
I'll give up all my lovers if U can make me shout
貴方が私に叫ばせるなら、私は他の恋人達を諦められる

Oh, S is 4 scandalous
S はスキャンダラス
E is 4 exciting
E はエキサイティング
X is 4 adults-only
X はアダルト・オンリー
Let's do something frightening
さあゾクッとすることをしよう

Chorus:
Sex, sex - Can't stop the feelin' baby, nobody should
Sex, sex - この感覚は止められない - 誰も止めてはいけない
Sex, sex - Anything this dangerous has 2 be good
Sex, sex - これほど危険なことは良いことに違いない

Now I'm the type of alien
Who knows just what he wants
私は自分が欲しいモノを知っているタイプの異星人
But U're the type who plays in the trees
しかし貴方は木々に囲まれ遊ぶタイプ
U got it maybe that's why U flaunt
貴方が見せびらかすのはそのせいか

Oh, I'll climb a thousand trees if I have 2
必要ならば私は千本の木々に登ってみせる
But baby I'm warning U
だけど貴方に警告しておく
One of us is gonna end up on our knees
貴方と私のどちらかはひざまずいて懇願するだろうと

Chorus

Sex, sex

(Get up) On the chair baby
椅子に立ってくれないか
Let me dance under your skirt
貴方のスカートの下で踊りたい
(Get up) (Everybody on the dance floor now)
C'mon now

(Get up) Get up on the table now
テーブルに乗ってくれないか
Let me show U how 2 flirt
誘惑の仕方を見せてあげよう
(Get up) (Ooh feels good, ooh feels good)

Ahh, ooh

I like it baby, when U let me touch U there
貴方が私に触らせる時、私の心は躍る
I like it girl, I knew U weren't wearin' any underwear (Get up)
貴方が下着を履いていないことを私は知っていた
Baby, is it wrong that I want U so?
ねえ、貴方が欲しいのはいけないことかい?
I want U baby
欲しい
I want U now
今すぐ欲しい

S. E. X.

Sex, sex - Can't stop the feeling baby, nobody should
Sex, sex - この感覚は止められない - 誰も止めてはいけない
Sex, sex - Anything this dangerous has 2 be good, good, good
Sex, sex - これほど危険なことは良いことに違いない
Just has 2 be good

Fellas, all the boys that know about the good thing say, "Yeah yeah!"
おい男達、良いコトについて知っているなら言うんだ - "イェー、イェー!"
And all the girls with no underwear on say, "Yes!" (Yes!)
女の子達、下着を履いていないなら言って - "イエス!” (イエス!)
We gettin' funky 2night
今夜はファンキーになろう
Sex

Yo! Peep this out
ほら、ちょっと
Fellas, I want everybody saying it on the one, come on
ほら男達、1拍目に合わせて言うんだ
S.E.X.
Say it (S.E.X.)
Come on, say S.E.X, say it (S.E.X.)

Keep that going fellas, come on (S.E.X.)
そのまま続けて
Yeah (S.E.X.)
Come on (S.E.X.)

Ladies back'em up one time (S.E.X.)
レディー達はバックアップして
(S.E.X.) Is the best, (S.E.X.) is the best, come on
それって最高 - それって最高
(S.E.X.) (Is the best) (S.E.X.) (Is the best)

One lover - Sex
一人の恋人 - セックス
I don't think U heard me
聞こえなかったようだね
One lover - Sex
一人の恋人 - セックス
Yeah

2 lovers - Death
二人の恋人 - 死
Wit it?
いいかい?
2 lovers - death
二人の恋人 - 死

So my name is Endorphin
私の名はエンドルフィン
I can make U happy, U see
貴方に幸福を与えられる者
I come from Planet Venus and I'll take U there
私は金星より訪れ、貴方を連れてゆく
And U can be my ecstasy
貴方は私の喜悦となる

Ooh sex (La la la la...) {x2}
Ooh sex, sex (La la la la...)
Ooh sex (La la la la...)

Now's the time 4 new proclamation of love and fun
今こそ愛と愉しみの新しい宣言を示す時
U can be nasty with only one love, but only one
一人の恋人と淫らになろう - 一人の恋人と
Ooh sex

「Illision, Coma, Pimp & Circumstance」は2004年のアルバム「Musicology」の2曲目に収録されている曲です。非常に「奇妙」で癖が強いため、評価が別れる曲だと思います。ちなみに私はこの曲はかなり好きです。

この曲については何から書いたら良いのでしょう…

まず、この曲はアルバムの中で場違いな存在感を放っています。アルバム1曲目は2004年のプリンスのテーマソングとも言える「Musicology」です。「オールドスクールの本物の音楽を楽しもう」と、アルバムの基底となるトーンをセットしたかと思いきや、プリンスはこの2曲目でいきなりそれをブチ壊すような展開にしてしまいます (笑) 2曲目に入る前、「Musicology」のエンディングの後、チューニングダイヤルを操作するようなエフェクトと共に過去の名曲が断片的に流れます。その断片的なサンプリングは「If I Was Your Girlfriend」、「17 Days」、「Kiss」、「Sign O' The Times」、「Little Red Corvette」と続き (ただし耳を凝らすと、「Sign O' The Times」の "Oh year!" のところでプリンスは一瞬「ハァハァハァ」と異常に荒い息使いになったりして、一体プリンスは何をしているのだろう?と不可解な疑念に囚われます)、これらのプリンス・クラシックな曲たちに「おおプリンス!!!」と盛り上がったところで、それをブチ切って挿入されるのが、この「Illusion, Coma, Pimp & Circumstance」です。「え?これが Musicology に続く曲?今流れた過去の名曲たちのサンプルは何だったの?」と、ポカーンと開いた口が塞がらなくなります。

そして、鋭く掻き鳴らされるギターが強烈なこの曲は、ファンキーではあるものの、全体的にファンク成分が抑えられた感じがするこのアルバムにあっては少し浮いた感じがします。また、この曲は過去の80年代のファンクにも90年代のファンクにも似ておらず、2004年のファンクといった感じがするところもまた特異的です。

また、「Musicology」のアルバム全体に通して言えることですが、この曲は、80年代とも90年代とも違うけれども、どことなくプリンスが昔の引き出しから素材を掘り返して2004年風にアップデートした音楽という印象も受けます。この曲に関してはかなり直接的に昔の素材を連想させ、私がこの曲を初めて聴いた時は、シンセの「ペン、ペン、ペン、ペン、ペンペン」のリフから、「Sex」(The Scandalous Sex Suite マキシシングルの B-side、1989年) みたいだなあと思いました。


そして、歌詞です。サウンド面でもアルバムから浮いた感じがするこの曲ですが、この曲を最も奇妙なものにしているのは、個人的には何と言ってもその奇妙な歌詞だと思います。また、女性がひたすら醜いものとして描かれているのもプリンスの歌詞では極めて珍しいことであり、合点がいきません。これには何か裏の意味があるはずです。

この曲では一風変わった男女関係が歌われます。登場するのは容姿が醜悪で年齢もいっているものの凄まじい金持ちである白人の女と、カネとクルマを見返りにその女と付き合う黒人のジゴロです。二人の間には敬意の欠片も感じられません。プリンスは一体何を思ってこんな奇妙な歌を書いたのでしょうか?

個人的には、白人であり、白髪が生えるほどの年齢であるこの女は、レコード会社、具体的にはワーナー・ブラザーズの重役を象徴していると考えるとスッキリします。プリンスは、ワーナー・ブラザーズとの不和が表面化して以降、自身はワーナーの金儲けの駒として働かされていると訴え、作品をリリースする決定権や自身が作った作品の所有権を持たせてもらえないことなどから、一時期 SLAVE (奴隷) という文字を頬に描き、繰り返し「契約」に対する不信感を表明しています。つまるところ、女が男にカネとクルマを与えたうえで契約を結ぼうと迫るこの曲は、裏の意味としてプリンスとレコード会社との不和をダークなユーモアにして歌ったものなのだと解釈することができます。


「Illision, Coma, Pimp & Circumstance」がアルバム「Musicology」の2曲目として相応しいかどうかは評価が分かれるところですが、個人的にはこの曲はかなり好きです。鋭いギターや「ペン、ペン、ペン、ペン、ペンペン」のリフはとてもファンキーだし、コーラスの "She knew which fork 2 use, but she couldn't dance...♪" のフレーズも癖になります。また、プリンスが女役のセリフで "Put the spoon down honey, let mama feed U" と言ったり、何だかおばあちゃんみたいなフガフガした声で "Boy, I was fine back in the day" と言ったりすることろも面白いです。

リンクの YouTube はカラオケとタイトルが付いていますが、実際は口バクでプリンスのボーカルをそのまま聴くことができます。カーステレオのため演奏の音はクリアではありませんが気分良さそうにノッています。


Chorus:
She knew which fork 2 use but she couldn't dance
女はどのフォークを使うかは心得ていたが踊りは出来なかった
So he hipped her 2 the funk in exchange 4 the finance
だから男は金銭を見返りにファンクを楽しませてやった
Who's pimpin' who if nobody gets a second chance?
誰が誰に仕組んでいるのか - 誰も二度目のチャンスを得られないなら?
This is the story of illusion, coma, pimp and circumstance
これが幻影と昏睡と色事師そして境遇の話

She was older but rich beyond compare
女は年がいっていた - だが凄まじい金持ち
She'd drop a thousand dollars at the salon just 2 get her hair did
髪を切るだけでサロンに1000ドル落とす
He was good at compliments, better in the bunk
男は口から出まかせが上手なおべっか使い
She laced him with a crib in Paris, he hipped her 2 the funk
女は男をパリの家に住まわせファンクで報わせた

Way 2 fine, he was 4 her
男はこの女には勿体ない上玉
A dirty dog in expensive fur
高級毛皮を纏ったいかがわしい男
But long as she's providing chips and whips
だが女がカネとクルマを与えてやれば
We can do this funky thang, uh huh
ファンキーな遊びも愉しめるというもの

'Long as she was playing the host
女がホストとして世話を続ける限り
He figured he would make the most of them hips and lips
男はそれに応えることを心得えていた
He hooked her up, rocked her coast 2 coast (Funky thang)
女に相応の対応をし、東岸から西岸まで揺り動かす

Ugly...
醜悪…
So ugly, but rich beyond compare
ひどく醜悪だが凄まじい金持ち
Dropped a couple hundred thousand dollars on a silver whip
数十万ドルで買ったのはシルバーの高級車
Just 2 match the color of her hair
女の髪の色とぴったりお似合い
(Say what?)
She said "I got plenty of what U need
"私は貴方が必要なものを一杯持っているわ"
Put the spoon down honey, c'mon, let mama feed U"
"スプーンを置いてちょうだい、ほらママが食べさせてあげるわ"
Oh!
ああ!

Chorus

Where was I? Oh yeah...
どこまで話したんだっけ? ああそうだった…
A gentleman, he was
男は紳士だった
He never spoke about her nose
女の鼻について話すことは決してなかった
So prominent because in the dark it'd glow
暗がりで光り出すほどに目立つ鼻

If she was only tan instead of so lily white
色があれば違っただろうが女は全く百合のような白さ
Her name was Doris but he called her "Flo"
女の名はドリス - しかし男は "Flo" と呼んだ
As in "rescent" - That ain't right (That ain't right)
"rescent"、つまり花が咲くようだからと - それは正しくない
Fluorescent every night
蛍光し続ける - 毎晩
A situation bound 2 fail
破局が定められた状況
As sho' as Doris's skin was pale
ドリスの肌の血色の悪さのように確定的

Money might talk, but what does it say?
カネはモノを言う - しかし何と言っている?
"U better get busy if U wanna get paid"
"しっかりやることをやるのよ - お金が欲しければね"
"Boy, I was fine back in the day"
"いいこと、私は昔はすごかったのよ"

Chorus

He spent her money oh so well, honey
男は女のカネを湯水のように使った
Take a bath in cold Cristal
冷たいクリスタルの風呂
He took a trip 2 burn an old flame in 'Frisco, like wow!
昔の情事を再燃させにサンフランシコに赴く - まあ!

When Doris caught him in her arms
ドリスは男の腕を掴むと
She shrugged her shoulders and said "No harm"
肩をすくめて言った "悪い話じゃないのよ"
"Just put your name on this pre-nup and we can all hit the disco"
"この婚前契約書に名前を書くだけよ - そしたらディスコにでも行きましょう"

Chorus

私の日常にはプリンスが入り込んでいて、ちょっとしたフレーズが突発的にブームになって頭から離れなくなったり、日常の様々なシーンでプリンスの曲が頭をよぎったりします。最近よく頭の中で繰り返されるフレーズは "Goody for you" です。

So U're havin' a party? / Goody 4 U
へぇパーティをするんだ? - よかったネ
All the beautiful people gonna be there? / Yeah, that's cool
素敵な人たちが一杯くるって? - それはいいネ

これは2004年のアルバム「Musicology」の「Life O' The Party」の最初のヴァースからです。今は忘年会やらクリスマスの時期ですが、誰かが忘年会やパーティに行くと言うと、思わず "Goody for you!" というフレーズが頭の中を過ります。

ちなみにこの後の歌の展開は、「こっちにはキャンディ・ダルファーもいてもっと凄いパーティをするんだけど、明日の新聞でこれを知ったら突っ伏して泣いてしまうだろうね」となります (笑)

prince-life-o-the-party

この曲のアルバムバージョンは「ツン・・・ツン・ツン・ツン・・・」とピアノが鳴ったりして、ヘンテコでちょっとウザいアレンジなのですが、ライブだと全く違うアレンジで演奏されます。ライブの方が聴きやすいアレンジなのですが、いざあのウザさがなくなると少し寂しい感じもします。

また、この曲には「ああ、プリンス…(笑)」となる次の歌詞があります。

My voice is getting higher / And I ain't never had my nose done
僕の声は高くなってるし - 鼻の整形もしたことがないんだ

詳しくは知らないのですが、マイケル・ジャクソンはインタビューか何かで鼻を整形した理由を高音を出すためと答えたことがあるらしくて、これは多分それをからかっての歌詞なのだと思われます。

というわけで、最近ちょっと「Musicology」を聴き直しています。「Musicology」は、コンサートの方は2004年に世界で最も稼いだミュージシャンに相応わしく素晴らしいのですが、その一方で、スタジオアルバムには特別凄い曲は収録されていません。といってもプリンス基準で評価した場合、というただし書きのもとでですが。ただ、その割に "Goody for you" などのちょっとしたフレーズが色々癖になります。


This is the life o' the party / We gon' do it right
これがパーティの主役 - 上手くやるよ

So U're havin' a party? / Goody 4 U
へぇパーティをするんだ? - よかったネ
All the beautiful people gonna be there? / Yeah, that's cool
素敵な人たちが一杯くるって? - それはいいネ
U know U're gonna have a good time / Cuz U got the news
楽しいことになりそうだね - だって知らせを受けてるんでしょ
That the life o' the party / Is gonna party with U
パーティの人気者がくるって

We're doing our own thing / Till the sun come up
こっちはこっちでやるよ - 夜が明けるまでね
Sweet Candy gon' be there / Yeah, it's gon' be rough
スイート・キャンディ (ダルファー) もいる - そうさ、ひと荒れくるよ
She ain't got no off switch / And neither do I
なにせ彼女にはオフスイッチが付いてない - 僕もそうなんだけど
When U read it in the paper 2morrow / U gon' hang your head and cry
明日新聞でこれを知ったら - キミは突っ伏して泣いてしまうだろうね

Chorus:
We gonna have us a party / All are welcome 2
僕らはパーティをするよ - みんな来ていいよ
We ain't down with nobody / That don't party like we do
僕らのようにパーティしないのは置いてくよ
Once we get it started / We got 2 go all night
一度始まったら - 一晩中続けなくちゃ
This is the life 'o' the party / We gon' do it right
これがパーティの主役 - 僕らに任せなよ

Why party in your own yard / When U can party in mine?
なんでキミのトコでパーティをするんだい? 僕のトコでできるのに
All the beautiful people gonna be there / Puttin' the "I" in fine
素敵な人たちが一杯来るよ - fine に I を入れる
Throw the records out my window / CDs out the door
レコードは窓から投げてしまえ / CD もドアの外に放り出そう
Might as well give it 2 the milkman / We don't want it no more
ミルクの配達屋さんにでもあげようか - もう要らないから

Everybody can smell this funk y'all / Down in Atlanta, GA
誰でもこのファンクは嗅ぎ付けられる - ジョージア・アトランタじゃ皆
Everybody, even 'Dre and them, know it's OK
ドレ (Andre 3000?) たちだってオーケーだって知ってる
Hey, we don't need it trippin' y'all on this special day
この特別な日に余計なものは要らないのさ
We just callin' 2 let U know / U better not come if U can't stay, hey!
僕らはただ知らせてあげただけ - 居続けられないなら来なくていいよって!

Chorus

What's it gonna take 2 get your booty soakin' wet?
どうしたら君をノせられるかな?
U and me closer baby, that's a bet
君と僕が近付けば、それで決まりだね

I'm the life 'o' the party
僕がパーティを盛り上げるよ
As long as I got your body
Shakin' like a leaf on a tree
樹に揺れる葉っぱのように君の体をノせるよ
Cutie, come dance with me
さあこっちで踊って
U and me, we got mad chemistry
君と僕はバツグンの相性だね
Don't it make U wanna holler?
大声でそう叫びたくならない?
Come with the life 'o' the party, y'all
みんなパーティの主役に付いてきてくれ
We're still makin' dollars
僕らはまだ稼ぐ

25 years 2 life
25年から終身で
The judge sentenced me 2 hard labor with a knife
裁判官が僕に言い渡したのは強制労働
Making cuts 4 y'all
皆にナイフで切り分ける
Lord, keeping the party packed, fans wall 2 wall
パーティを壁から壁まで一杯にして

I don't care what they say
僕は人が何と言おうが構わない
"He don't play the hits no more / plus I thought he was gay"
"彼はもうヒット曲を演らなくなったし、それに彼ってゲイじゃなかったっけ"

But it ain't nothing if it ain't fun
だけど面白くなくちゃ意味がないのさ
My voice is getting higher / And I ain't never had my nose done
僕の声は高くなってるし - 鼻の整形もしたことがないんだ
Look out!
見てみなよ!
All the purple hippies bang your heads on the one
パープルヒッピーたち、1拍目に合わせて頭を振ろう

Chorus

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