OneH

主にトレーニングとダイエットのブログ。それとプリンス。

「Adore」はアルバム「Sign O' The Times」(1987年) の最後を飾る曲です。プリンス流の正統派ゴスペル・ラブバラード、という言い方でいいのでしょうか。スーザン・ロジャースの発言を探すと、「Adore」が作られた背景として、R&B アーティストとしての影響力をそっちのけにしてポップミュージックに流れてしまった、という批判への返答として、プリンスにはブラックラジオで掛けられる曲を作ろうという意識的な考えがあったのだそうです。厳かで光り輝くように美しいオルガンやホーンのアレンジメントに、プリンスの完璧なファルセットボーカル。とんでもないモンスターアルバムに収録されているためシングル曲ではありませんが、プリンスのラブバラードの偉大な代表曲をただ一つだけ選べと言われたら、それはこの「Adore」で異論はないと思います。

私もこの曲は何度最初から最後まで通して聴いたことか分かりません。畏れ多くてブログに取り上げるのは少し躊躇するのですが、本当に偉大な曲です。

この曲、最近再発された「One Nite Alone... Live!」の2002年のライブバージョンでは面白いことが起きます。

この曲には冗談で車を壊したって構わないと歌う箇所がありますが、このライブバージョンでは、何と本当に車が壊される事件が発生します (笑)。以下は2分50秒からの部分です。

They know this is serious
This condition I got is crucial, crucial baby
U can, U can burn up my clothes
U can, U can smash up my...
これが真剣なのは天使たちも知ってる
この僕の状況は、重大な、重大なものさ
君なら僕の服を燃やしたって構わないし
君ならあれをボコボコにしたって・・・

Uh oh!
Don't smash up the ride
・・・え、ちょっと?
車はボコボコにしないでよ

U smashed up the ride
車、ボコボコにしちゃったんだね

Where is it?
Out in the driveway?
Come on, come on show me
車はどこ? ドライブウェイのとこ?
ちょっと見せてよ

Oh U didn't... oh no, oh baby, oh no
U didn't, U didn't smash up the ride, did U baby?
ねえまさか・・・
ああ、何てこった
{トワイライト・ゾーンのテーマ曲}
・・・何てこった
ねえこれって君がボコボコにしたんじゃないよね?

No no no no, it's alright, it's alright, it's alright
Don't cry, don't cry, don't cry
Come here, come here, it's alright, it's alright
いやいやいや大丈夫、大丈夫だから
泣かないで、ねえ泣かないで
こっち来て、大丈夫、大丈夫だってば

I'll get U another one
僕が新しいのを買ってあげるから

Shh, girl, yes I will, yes I will, yes I will
What kind U want?
うん買ってあげる、買ってあげるよ
どんなのが欲しいの?

That's a little expensive now, come on
それはちょっと少し高いんじゃないかな

Alright, anything U want, baby
Nothing baby, nothing could compare
2 your lovely face
分かったよ、君の好きなのでいいよ
何だって、何だって敵いやしない
君の愛らしい顔には・・・♪


スタジオバージョンはこちらです。


Ooh, baby
Darlin', U're the best, oh girl

Chorus:
Until the end of time, I'll be there 4 U
U own my heart and mind, I truly adore U
If God one day struck me blind, your beauty I'd still see
Love's 2 weak 2 define just what U mean 2 me
この世の終わりが訪れるまで
僕は君のそばを離れない
僕の心と想いは君のもの
本当に心から君がだいすきだよ
もし神がいつか僕を盲目にしたもうとも
それでも君の美しさは僕に見えるだろう
愛では言葉が弱すぎて
君がどんなに大切な人かは伝えられない

From the first moment I saw U
Ooh, I knew U were the one
That night I had 2 call U
I was rappin' till the sun came up
Tellin' U just how fine U look
In a word, U were sex
All of my cool attitude U took
My body was next
君を初めて見たその瞬間から
ああ、僕には君が運命の人だと分かったよ
あの夜は君に電話せずにいられなかった
僕は日が昇るまで喋り続けたね
君がどんなに素敵な人かということを
一言でいうならば、君はセックスさ
僕のクールな態度はすっかり君に剥ぎ取られた
次は僕の肉体も

U made love 2 me
Like U were afraid
Was U afraid of me?
Was I the first?
Was I your every fantasy?
That's why...
君は僕に愛を交してくれた
君は怯えていたようだった
僕が怖かった?
僕が初めてだったの?
僕だけをずっと夢に思い描いていたの?
だから・・・

Chorus
Until the end of time, I'll be there 4 U
U own my heart and mind, I truly adore U
If God one day struck me blind, your beauty I'd still see
Love's 2 weak 2 define just what U mean 2 me
この世の終わりが訪れるまで
僕は君のそばを離れない
僕の心と想いは君のもの
本当に心から君がだいすきだよ
もし神がいつか僕を盲目にしたもうとも
それでも君の美しさは僕に見えるだろう
愛では言葉が弱すぎて
君がどんなに大切な人かは伝えられない

When we be makin' love
I only hear the sounds
Heavenly angels crying above
Tears of joy pourin' down on us
They know we need each other
They know U are my fix (Cuz U know)
I know that U know I ain't cheatin' baby
(I ain't cheatin' on U, baby)
They know this is serious
I ain't fuckin' just 4 kicks
No, this condition I got is crucial, crucial baby
U could say that I'm a terminal case
U could burn up my clothes (U could burn up my clothes)
Smash up my ride (U could smash up..)
(Well, maybe not the ride.)
僕らが愛し合っている時
僕に唯一聞こえてくるのは
天の天使たちが泣いている声
喜びの涙が僕らの元に降り注ぐ
天使たちは知っている
僕らがお互いを必要としていることも
君こそが僕が求める人だってことも
もちろん僕は浮気なんてするわけがない
これが真剣なのは天使たちも知ってる
僕に軽い気持ちなんてないし
この僕の状況は、重大な、重大なものさ
さながら僕は末期患者だろうね
君なら僕の服を燃やしたっていいし
僕の車をボコボコにしたって構わない
あ、やっぱり車はやめて

But I got 2 have your face all up in the place
(Do U think?)
I'd like 2 think that I'm a man of exquisite taste
(I'm a man of exquisite taste)
A hundred percent Italian silk imported Egyptian lace
Nothin' baby, I said nothin' baby could compare
(Nothin' could compare)
2 your lovely face (2 your lovely face)
Do U know what I'm sayin' 2 U this evening?
(What U sayin' about?)
Tryin' tryin' 2 say (I hear what your sayin')
Just tryin' 2 say that until
Till the end of time, I'll be there 4 U
I'll be there 4 U
だけど僕はとにかく君の顔を眺めていたいんだ
僕は並外れた審美眼を持つ男だよ
100パーセントのイタリアン・シルクに
輸入物のエジプシャン・レース
何だって、何だって
君の愛しい顔には敵いやしない
僕が今宵言いたいことは分かってくれる?
僕が言いたいのは
僕が言いたいのは
この世の終わりまで
この世の終わりが訪れるまで
僕は君のそばを離れないっていうこと
僕は君のそばを離れない

U own my heart, U own my mind (Truly adore U)
I truly adore U (Darlin')
U don't know what U mean 2 me, baby
(Until the end of time, I'll be there 4 U)
Baby, baby
(U own my heart and mind, I truly adore U)
Till the end of time I'll be there 4 U
(Adore U)
僕の心、僕の想いは君のもの
本当に心から君がだいすきだよ
君がどんなに大切な人か伝えられたらいいのに
(この世の終わりが訪れるまで)
(僕は君のそばを離れない)
この世の終わりが訪れるまで
僕は君のそばを離れない

Can I talk 2 U, tell U what U mean 2 me?
{CHORUS x2 in the background vocals}
Everytime U wander, I'll be your eyes so U can see
I wanna show U things that I show no other
I wanna be more than, more than your mother
More than your brother
I wanna be like no, like no other
If U need me, I'll never leave
I know that U know without U there is no me, there is no me
Without U there is no sea, there is no shore
Love is 2 weak 2 define how much I adore
U child, U child
The last words U hear, the last words U hear
Until (Until the end of time {x7 in the background vocals})
I'll be there 4 U, baby
話してもいい?
君がどんなに大切な人かを伝えたいんだ
君が迷える時は、僕が君の目となりしるべとなろう
君には誰にも見せないものを見せてあげたい
僕は君のお母さん以上になりたい
君のお兄さん以上になりたい
他の誰にも替えられない人になりたい
君が僕を必要とするなら、僕は決して離れない
君も分かってるはず
君なしでは僕という存在はないのだと
君なしでは海もない
君なしでは岸辺もない
僕がどれくらい君がだいすきかを伝えるのに
愛では言葉が弱すぎる
君が聞く最後の言葉、君が聞く最後の言葉は
この世の終わりが訪れるまで
僕は君のそばを離れないということ

Be with me darlin' til the end of all time
この世の終わりが訪れるまで
君も僕のそばにいておくれ

I'll give U my heart, huh, I'll give U my mind, huh
I'll give U my body yeah, I'll give U my time
4 all time I am with U, U are with me
U are with me, U are with me
僕の心を君にあげる
僕の想いを君にあげる
僕の体を君にあげる
僕の時間を君にあげる
いつまでも僕は君のそばに、君も僕のそばに
君も僕のそばに
君も僕のそばに

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前回の「Rainbow Children」に続いて、今度は「Muse 2 The Pharaoh」を取り上げたいと思います。それでは早速、といきたいところですが、その前に私には告白しておきたいことがあります。実は、「Muse 2 The Pharaoh」はプリンスの数ある楽曲の中でも三本の指に入る衝撃を私にもたらした曲です。一つは「Goodbye」を初めて聴いたとき、もう一つは「Last December」を初めて聴いたとき、そしてこの「Muse 2 The Pharaoh」です。

「Muse 2 The Pharaoh」はアルバムの中でも割と地味な印象があるかもしれません。一体この曲のどこにそれほどの衝撃があるのかと不思議に思うかもしれません。しかし、この曲を境に、私のプリンスの音楽、引いてはプリンスという存在に対する捉え方は、根幹部分で大きく変わりました。「ビフォー・ミューズ・2・ザ・ファラオ」に「アフター・ミューズ・2・ザ・ファラオ」、私のプリンス歴の中では、「Muse 2 The Pharaoh」は紀元として採用しても差し支えないほどの変化をもたらしました。

今回はまだ「Muse 2 The Pharaoh」のことは書きません。あまり直接的な関係はなく適切な前置きになっていないかもしれませんが、少し雑多な話をします。

志村けんの「愛のペガサス」評

志村けんの追悼企画として、志村けんにより執筆された80年代ブラック・ミュージックのアルバム解説原稿がネットに再掲載されています。その栄えある第1回に、プリンスのセルフタイトルのセカンドアルバム「Prince (邦題: 愛のペガサス)」のレビューが選ばれました。ちなみに日本ではプリンスのファーストアルバムはリアルタイムで発売されず、日本で最初に発売されたのはこの「愛のペガサス」となります。

上のリンクに目を通していただけましたでしょうか。短い原稿なのですが驚くべきはその内容です。このレビュー、ちょっとお目にかからないレベルで的確なのです。「フヒャー! 何んだこの野郎はという感じである」、「このレコードまさにレコードのヴァラエティ・ショウである」といった率直かつ妥当な総評の後、その総評を裏付けるために各曲の印象がきちんと述べられています。普通、音楽ライターによるプリンス評は、表現が誤魔化されるか、聴くべきポイントが外されるか、あるいは無視されるかのいずれかであることが多いため、作品に真摯に正面から向き合って書かれたこのレビューは、個人的にちょっと驚きでした。

ディスコ調の “セクシー・ダンサー” は今までのディスコ曲とは異なる新鮮さを備えている。間奏に入る息使いなんかお主なかなかやるなあといえる。歌詞がわからないのが残念だ。

原稿スペースが限られているためこれだけで全体の三分の一近くを占めているのですが (笑)、単に音楽作品としての質の高さや幅の広さに言及するだけではなく、この時点では日本に情報が存在しなかったプリンスというアーティストのユニークな部分を見逃さず、それを作品の聴き所の一つとして紹介しています。着眼点が鋭く、かなり優れたレビューだと思います。

男性のファルセット、そして Adore と加山雄三と The Morning Papers

作品への驚嘆と賞賛に溢れた志村けんの「愛のペガサス」評ですが、最後に一歩引いた発言もしています。

ただ難をいえば彼のファルセット・ヴォイスは、人によって好き嫌いがあるだろう。

これもなかなか考えさせられるコメントです。これは、プリンスに限った話には留まらず、男性のファルセットに付きまとう本質的な問題を突いていると思います。

基本的に、男性のファルセットとは聴く者の耳に違和感を引き起こすものです。考えてもみてください。メスに求愛行動を起こすとき、甘いファルセットでバラードを歌い出す野生動物などいるでしょうか? 普通、オスというものは、メスに求愛するとき、ひたすら自分を強く大きく見せようとするものです。男らしさと相反する甘いファルセットは、ギャップを生じさせ、違和感を引き起こします。ただしその違和感は必ずしも否定的な感情を呼び起こすものではありません。男性の自然な低く太い声に対して、威圧感の少ないファルセットは、「自分を恐れる必要はない」というメッセージにもなり、安心感を与え、人を惹き付ける魅力にもなります。とはいえ、普通はどこまでいっても違和感が完全に打ち消されることはありません。全ての曲がファルセットで歌われる「愛のペガサス」が人によって好き嫌いがあるだろう、というのはそういうことだと思います。並ぶ楽曲は疑いようもなく驚異的ですが、ファルセットの違和感をどう受け止めるかによって確かに評価が変わる作品なのだと思います。

1991年の「Diamonds And Pearls」でプリンスを聴くようになった私も、当時「Insatiable」のようなファルセットのバラードは少し不思議な感覚で聴いていました。しかし、プリンスのディスコグラフィーを遡って聴いていくうちに、私はプリンスだけは何かが違うのではないか、と徐々に感じるようになっていきました。中でも、畏れ多い曲なので未だにブログで取り上げていないのですが、「Sign O' The Times」(1987年) に収録されている「Adore」は私の固定観念を大きく揺るがせました。

YouTube を検索すると、「Adore」は様々なカバーが見つかります。殆どあのとんでもないオリジナルバージョンに忠実に歌うしかなく、歌唱力や表現力に相当な自信がないと歌えない曲ですが、そんなハードルの高さを乗り越えてくるだけあってどれも素晴らしいパフォーマンスばかりです。しかしながら、ファルセットの違和感を完全に打ち消している人は誰もいないように感じます。といってもそれは当たり前で、そもそも男性である限り、違和感が消えるなんてありえないはずなのです。

しかし、プリンスが歌う「Adore」ではそのありえないことが起きていると私は感じます。私には、本来あるべきはずの違和感が完全に消滅しているように感じられるのです。プリンスならどの曲でも違和感が消滅する、というわけではありませんが、少なくとも「Adore」ではこの不思議なことが起きていると感じます。

ちなみに私には、何となく「Adore」と似てるなあ、そして似てるのに全然違うなあ、と思う曲があります。加山雄三の「君といつまでも」です。おいおいと突っ込まれるかもしれませんが、似ていると思うのは大筋としての歌の内容です。全然違うと思うのは、加山雄三は「幸せだなァ 僕は君といる時が一番幸せなんだ 僕は死ぬまで君を離さないぞ いいだろ」という語りの後にファルセットで歌い出さないところです。

そして、私には「君といつまでも」と似てるなあ、と思う曲があります。それは私の選ぶ曲の第7位、「The Morning Papers」です。どこが似てるかというと、ラブソングでは女性に主導権を握らせることが多いプリンスが、珍しいことにこの曲では全面的に男らしさをアピールしているところです。それも決して粗暴ではなく、「この人なら私を守ってくれる」と思わせるような男らしさを。「The Morning Papers」がお気に入りの第7位だなんて不思議なチョイスだと思われるかもしれませんが、その理由はこれです。一回り以上も若く、(この曲の中では) 幼いとさえ思えるマイテに向けて、男らしさを懸命にアピールするプリンス。これが私には凄く特別なものに思えるのです。

「The Morning Papers」では、プリンスは殆どのボーカルをファルセットではなく普通のレンジで歌い、ミュージックビデオではマイテと砂浜を駆けたり、当時流行りのグランジファッション的なシャツを着たり、ピアノの上に飛び乗ってギターを弾いたり、後半ステージの後ろで突然ドカンと火柱が上がったり、ギターを放り投げたり、オーディエンスにダイブをしたりと、本当に一生懸命色々と頑張ります。

今回の記事は「Muse 2 The Pharaoh」について書くつもりだったのですが、あまり直接的には関係のない文章になってしまいました。「Muse 2 The Pharaoh」については改めて書きます。

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さあ物語の始まりです。「The Rainbow Children」の1曲目、ブックレットに従うと第1章、Chapter One の「Rainbow Children」を取り上げます。コンセプトアルバムとして、音楽と物語の両面で作品全体の基調となる重要な曲です。

曲はもっさりした奇妙なプリンスの語りに続いて、物語の始まりに相応わしい、ワクワクするようなイントロが展開されます。そしてイントロが流れる中、奇妙な叙述はさらに続きます。そして1分27秒経ってようやく歌が入り、"Just like the sun, the Rainbow Children rise♪" のコーラスになります。ちなみに、この歌声はなぜか右に左にゆらゆら行ったり来たりを繰り返す非常に不思議なミックスがされており、ヘッドホンで聴くと頭がクラクラします。

3分30秒頃に3度目のコーラスが終わると今度はファンクっぽいリズムギターが入ってきます。おやおや、と思っていると、5分02秒から "Reproduction of the new breed, leader, stand up and organize!" と「Sexuality」のフレーズが登場します。その後、曲は段々と終盤っぽくなっていきます。"Rise, Rainbow Children, rise!" の繰り返しの後、7分頃に一旦曲が終わったかな?という雰囲気になります。

ですがまだ曲は終わりません。まるで気を持たせるかのように趣向を変えた音楽がしばらく展開され、本当のエンディングは10分04秒に訪れます。このようなパートが挿入されているのは、最初に結ばれていた女を王国から追放した後、賢い者が神の思し召しにより別の最愛の人と引き合わせられることを待つ、というところで第1章が終わるのに、続く第2章の「Muse 2 The Pharaoh」で、もうその人が登場するからでしょうか。この最後のパートは、場面転換のためにいったん幕を引いて、舞台セットを第2章に組替えるための時間なのかな……と思って聴くと気分が高まります。

また、この曲の歌詞には様々な興味深い内容が含まれています。前回の物語のあらすじ紹介の記事でも触れた通り、「The New Translation」というのは、エホバの証人が使用する、新世界訳聖書 (New World Translation of the Holy Scripture) を指すものと思われます。そして、王国から追放された女や、神の思し召しによって引き合わせられるであろう新たな女についても、アルバム制作時のプリンスの私生活と重ね合わせて解釈することができます。ワクワクするような音楽に胸が踊る一方で、追放者と呼ばれる側の気持ちを思うと、複雑で辛い心境になります。


With the accurate understanding of God and His law
They went about the work of building a new nation:
The Rainbow Children
神とその律法を正確に理解する者たちは、
新たな国を建てる作業に取り掛かった。
その名は - レインボウ・チルドレン

The Wise One who understood the law that was
handed down from God long ago reflected the true
meaning 2 his woman every day and she surrendered
her discerning of it into his care and keeping
4 she trusted he would lead the right way.
Her children in subjection 2 her,
she in subjection 2 the Wise One,
and the Wise One in subjection 2 the only begotten one,
all - forever in subjection 2 God.
遠い昔に神より授けられた律法を理解する賢い者は、
自分の女に毎日その真の意味を説き伝えた。
女は賢い者が自身を正しき道へと導くのだと信頼し、
賢い者の庇護と扶養の元に自らの認知を委ねた。
女の子供たちは女に服し、女は賢い者に服し、
そして賢い者は神のひとり子に服し、
全ての者は - 神に永遠に服した。

Just like the sun, the Rainbow Children rise
Flyin' upon the wings of the New Translation
See them fly, fly
The covenant will be kept this time
Just like the sun, the Rainbow Children rise
まさに太陽のように、レインボウ・チルドレンは起ち上がる
新訳の翼に乗って飛び巡る ー ごらんよ飛ぶ様を
今度は主との契約は守られる
まさに太陽のように、レインボウ・チルドレンは起ち上がる

Rainbow Children, it's time 2 rise!
Rainbow Children, it's time 2 rise!
レインボウ・チルドレン、さあ起ち上がれ!
レインボウ・チルドレン、さあ起ち上がれ!

As prophesied, the Wise One and his woman were tempted by
the Resistor. He, knowing full well the Wise One's love 4 God,
assimilated the woman first and only.
Quite naturally, chaos ensued and she and 5 others were
banished from the Rainbow... forever.
預言された通り、賢い者とその女は反抗者の誘惑を受けた。
賢い者の神に対する愛を十分に知っていた反抗者は、
最初の、かつ唯一の標的として女を引き込んだ。
至極当然の流れとして、それを発端に混沌が生じ、
女と他の5人はレインボウから追放された・・・永久に。

Just like the sun, the Rainbow Children rise
Flying upon the wings of the New Translation
See them fly, fly
The covenant will be kept this time
Just like the sun, the Rainbow Children rise
まさに太陽のように、レインボウ・チルドレンは起ち上がる
新訳の翼に乗って飛び巡る ー ごらんよ飛ぶ様を
今度は主との契約は守られる
まさに太陽のように、レインボウ・チルドレンは起ち上がる

Just like the sun, the Rainbow Children rise
Flying upon the wings of the New Translation
See them fly, fly
The covenant will be kept this time
Just like the sun, the Rainbow Children rise
まさに太陽のように、レインボウ・チルドレンは起ち上がる
新訳の翼に乗って飛び巡る ー ごらんよ飛ぶ様を
今度は主との契約は守られる
まさに太陽のように、レインボウ・チルドレンは起ち上がる

Who is your real father? The everlasting one
The one who came from nothing
And yet from this one, everything comes
The one who commands your mama with the simple phrase "I am"
And every time that she obeys
She gives birth 2 the Son of Man
Who is this?
君の真の父は誰? それは永遠なる存在
それは無から現れた存在であり
それでいながら全てをもたらす存在
ただ「わたしです」という言葉を以て君の母に命じ
時あるごとに彼女は従い
そして彼女は人の子を生む
それは誰?

Reproduction of the new breed leader
Stand up and organize!
Reproduction of the new breed leader
Stand up and organize!
新しい人類の生殖、リーダーよ
起ち上がれ、決起せよ!
新しい人類の生殖、リーダーよ
起ち上がれ、決起せよ!

The Agreement - with every verse, we keep it so
Never changing one piece of it
In fear of what would unfold
The scales would then become unbalanced
And thus begin the fall
The sin of one would then become the sin of one and all
一致 ー 全ての節について ー 私たちはそれを守り
一片たりとも変えないことを誓う
さもなくば憂慮すべき事態がもたらされよう
それは均衡の崩壊を招き
従って堕落のはじまりへと繋がる
一人の罪はそして全ての者の罪となろう

Rise, rise, rise...
起ち上がれ、起ち上がれ、起ち上がれ・・・

Rise Rainbow Children, rise
Rise Rainbow Children, rise
起ち上がれ、レインボウ・チルドレン、起ち上がれ
起ち上がれ、レインボウ・チルドレン、起ち上がれ

The Wise One who understood the law that was
handed down from God long ago, held fast
in his belief that the Lord would bring him
another one who loved him so.
遠い昔に神より授けられた律法を理解する賢い者は、
主の思し召しにより、新たに自分をよく愛する者と
引き合わせられるであろうと固く信じた。

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